Microsoft、「Microsoft Teams」の新版をパブリックプレビュー公開

　Microsoftは3月27日(現地時間)、コミュニケーションアプリ「Microsoft Teams」の新版をパブリックプレビュー公開した。

Microsoftは、「Microsoft Teams」の大幅なリニューアルを行っており、今回のリリースはそのパブリックプレビューに当たる。アプリケーションは完全に書き直され、設計が完全に見直されたことによって、処理速度は最大で2倍向上、メモリ消費量は最大50％削減される。

　新しい「Teams」では、アプリケーションの基盤となる実行環境が「Electron」から「WebView2」に変更されている。これによってアプリケーションに実行環境を組み込まない設計となっており、Windowsにインストール済みのランタイムを使用する方法を取っている。これによってアプリケーションのサイズの縮小を実現した。セキュリティも強化される。また、ユーザインターフェイスの作成も変更されるなど、変更は多岐に亘る。

　新しい「Teams」のリリースは2023年のうちに行われる予定。

(川原 龍人/びぎねっと)

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