「SQLite 3.54.0」リリース ─ 約4%の高速化、CLIとクエリープランナーを改善
Windows XP以前のサポートを終了、ディスク使用量の確認機能も追加
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SQLite development teamは10月9日(現地時間)、組み込み型リレーショナルデータベースエンジンの最新版「SQLite 3.54.0」をリリースした。
「SQLite」は、データベースサーバーを必要とせず、アプリケーションへ直接組み込んで利用できるデータベースエンジン。単一ファイルでデータを管理でき、OS、Webブラウザ、スマートフォン、組み込み機器など幅広い製品で利用されている。
「SQLite 3.54.0」では、コマンドラインインターフェイス(CLI)の表示・操作機能を拡充したほか、クエリプランナーや一時ファイル処理を改善した。公式の「speedtest1」によるLinux x64環境での測定では、CPUサイクル数を基準として約4%高速化し、1年前のSQLite 3.51.0と比較すると約7.5%の性能向上を実現したという。
「SQLite 3.54.0」のハイライトは次の通り。
〇CLIのプロンプトで状態情報を表示するエスケープシーケンスに対応
〇「SQLITE_PS1」「SQLITE_PS2」環境変数によるプロンプト設定に対応
〇検索結果が0行の場合も列名のヘッダーを標準で表示
〇データベースのディスク使用量を確認する「.diskused」コマンドを追加
〇整数や浮動小数点数の表示形式を指定する「--ifmt」「--fpfmt」を追加
〇変更されていない式インデックスをUPDATE時に書き換えないよう最適化
〇「LIMIT 1」を伴うUNIONクエリーの処理速度とメモリー使用量を改善
〇JSON文字列リテラルを生成する「%J」「%j」書式を追加
〇日付/時刻関数に「weekday -N」と「end of」修飾子を追加
〇対応するシステムで一時ファイルの作成に「O_TMPFILE」を使用
〇スキーマサイズとトリガー実行段階数を制限する新しい設定を追加
〇Windows XP以前およびWindows CEのサポートを終了
「SQLite 3.54.0」は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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