 |
|
1 2 3 次のページ
|
 |
見積もりフェーズから設計フェーズまでを解説
|
「第1回:プロジェクトマネージャとプロジェクトリーダの役割とは」では、「一般的なプロジェクト管理の流れ」として、以下の9つのフェーズを挙げました。
1.案件見積もり |
お客様からRFPを取得 |
PL → PM → 部門稟議を経て、概算工数、予想開発スケジュール提出 |
受注確定前後で可能であれば開発要員の空き状況確認を社内、協力会社に行う |
2.要件定義、ヒアリング |
要件ヒアリング(PM、PL)、開発メンバー選定、議事録作成 |
開発プラットフォーム、開発ソフトウェア、想定ハードウェアなど決定 |
3.基本設計 |
議事録作成 |
基本設計終了後、一般的には、スケジュールや見積変更があれば、提出されるタイミング |
4.詳細設計 |
5.開発、単体検証 |
6.結合検証 |
自社内テスト機器を用いた検証 |
他社システムとの連携がありえる場合は調整して結合検証 |
7.総合検証 |
実稼動機器と運用者(実際にシステムを利用するユーザ)を交えたテスト |
他システムとの連携があれば、ここで再度検証 |
8.納品、納品後ユーザーサポート |
9.保守契約 |
表1:プロジェクト管理の9つのフェーズ(再掲)
今回は1〜4の項目について、それぞれのフェーズにおける「便利なツール」と注意点を述べるとともに、解説を行っていきます。
5以降のフェーズについては、次回に解説します。
|
「案件見積もり」フェーズ
|
「案件見積もり」のフェーズは筆者としては9つのフェーズの中で、1、2を争う重要なポイントだと考えています。特に「原価や納期も管理して、予定通りに収めなければならない」ミッションを達成するためには、非常に重要だといえるでしょう。
この見積もりフェーズでは、一般的にお客様から頂くRFPや自社営業サイドからの情報を基に、機能一覧法(積み上げ式)などの見積もり手法を用いて工数などを算出し、見積もり担当者 → 部門稟議 → 見積もりワーキンググループ → 最終決済などを経て、お客様にできるだけ早く、かつ可能な限り精度の高い見積もりを出すことが目的となります。
また、工数算出と同時に、想定納期を提出することもあります。精度の高い見積もりを提出することは、後々開発側にとってもメリットとなるのです。
|
1 2 3 次のページ
|

|
|

|
著者プロフィール
株式会社システムインテグレータ 安治 理之
物流、顧客管理、生産管理、販売予測、etc対応などの個別システム案件開発から、EC(電子商取引)、LMS(学習管理)、ERPなどのパッケージカスタマイズ開発まで、お客様ごとに異なる案件に対応し続けて幾年月。よりよいオーバーホール手法を求めつつ、現在もフルスクラッチ型案件開発を中心に、稼働を続けるシステムエンジニア。
|
|
|
|