日立ソリューションズ、コラブネットの「TeamForge ALM プラットフォーム」を日本で提供開始

2014年9月20日(土)

日立ソリューションズは9月12日、米CollabNet社(以下、コラブネット)と、同社がクラウド上で提供するソフトウェア開発管理プラットフォームの販売代理店契約を締結した。

コラブネットは、クラウド上で協調型や分散型で開発する複数の企業に、ソフトウェア開発の計画からコーディング、ビルド、テスト、リリースまで、そのライフサイクルをトータルに管理するソリューションを提供してきた。そのノウハウを生かして開発された「TeamForge ALMプラットフォーム」は、ソフトウェア開発に必要なあらゆる機能を搭載しており、散在する開発拠点におけるツールや開発プロセスの統一、プロジェクト全体の進捗や問題の可視化を実現する。また、ツールや開発プロセスの組み合わせのテンプレート化や、社内の知的財産(インナーソース)の再利用によるガバナンスの実現、バグなどの不良のトレーサビリティなどが特徴。

今回の提携により、日立ソリューションズは国内で唯一の販売代理店となる。日立ソリューションズは、開発手法や開発ツールを研究する専門組織にて、アジャイル開発やDevOpsにいち早く取り組み、ノウハウを蓄積してきた。また、幅広い業種の企業に向けてソフトウェア開発支援サービスを提供している。「TeamForge ALMプラットフォーム」は、日立ソリューションズが今後、これらの経験を生かして提供を予定しているアジャイル開発ソリューションやDevOpsツールの導入支援サービスの中核を担う製品となる。

今後、日立ソリューションズとコラブネットは、複数の拠点でソフトウェア開発に取り組む企業や複数プロジェクトの管理、オープンソースの管理コスト、開発ツール間の連携に悩みを抱えている企業、アジャイル開発を検討している企業などに向けて、コンサルティングからシステム導入、運用・保守、教育まで、ソリューションを提供していく。


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