ファイアウォール向けLinuxディストリビューション「IPFire 2.29 Core Update 196」リリース

7月24日 1:59

 オープンソースのファイアウォール向けLinuxディストリビューション「IPFire 2.29 Core Update 196」が7月22日(現地時間)、リリースされた。

 「IPFire」はファイアウォール向けLinuxディストリビューション。ルータもしくはプロキシとして利用することで、ファイアウォールを構築することができる。様々な攻撃からの防御機能を備えており、各種ログの取得も可能。

 「IPFire 2.29 Core Update 196」では、カーネルにLinux 6.12.34LTSが採用され、automake 1.18、bind 9.20.10、cmake 4.0.2、cURL 8.14.1、dhcpcd 10.2.4、expect 5.45.4、fmt 11.2.0、hwdata 0.396、iproute2 6.15.0、iputils 20250605、libconfig 1.8、libusb 1.0.29、ruby 3.4.4、SQLite 3.50.1、squid 6.14、wireguard-tools 1.0.20250521などパッケージがアップデートされたほか、IPS(Intrusion Prevention System;不正侵入防御システム)、TLSが強化されるなど、さまざまな強化が加わっている。

 「IPFire 2.29 Core Update 196」は、Webサイトからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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プレスリリース

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