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| 出展のふりかえりのためのMind Map | ||||||||||
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最後に、出展後のふりかえりのMind Map(図4)を元に、イベント出展というプロジェクトのふりかえりを試みる。 ふりかえりは、出展に参加した全員が集まって期間中に感じたことや考えたことをMind Mapにしていく。まずは出展の目的をもう一度見直し、目的が達成されたかどうかを確認して、それぞれが良かった点や問題点を次回出展に向けてのポイントを書いていく。 このMind Mapでは問題点の枝につなげて、それに対する改善案を書いている。次回出展に向けての枝と重なる部分もあるが、問題点から直結した内容か、今後のイベント出展で考えるべき大きな方針になるかで分けることができる。 |
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| Mind Mapの更なる活用 | ||||||||||
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図1〜4で示したように各段階に応じたMind Mapを作成しておくことで、チームにとって出展という1つの作業のひな型ができる。また同様のプロジェクトが始動したときには、このひな型を応用して新たなMind Mapを作ることで、準備もフォローも流れにそって進めることができるだろう。 なお、Mind Mapはグループでのアイデア共有に役立ち、作成する場に立ち会った人にはわかりやすく便利なツールであるが、まったくその場に関与していない人に見せた場合は、単語の羅列になる可能性がある。打ち合せに参加していない人にも活用させたい場合は、Mind Mapをそのまま渡すのではなく、テキストにしたり、枝のキーワードをつなげて短い文章にしたりといった工夫が必要になる。 あらゆるプロジェクトにおいて誤解や思い込みが発生する要因の1つは、その場にいる参加者の考えが見えない状態で話をすることにある。プロジェクトにはすべて期限があり、担当があり、製品の出荷や売上向上を目的としているが、実は個人個人でばらばらに考えて行動していることも多い。 今回はイベント出展を例に、Mind Mapを利用してチームで仕事をする際の思考の「見える化」を実践してみた。プロジェクトに関わるすべての人の思いや考えが見えることで、誰もが動きやすい環境づくりに役立つのではないかと考える。 プロジェクトとは何らかの問題をチームで解決することであり、メンバーが共通のゴールを目に見える形で認識し、それに向かう行動を生み出してはじめて、見える化を実現できたといえるのである。 |
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