設定値を有効にするため、mysqlユーザで次のコマンドを実行してMySQLサーバをシャットダウンし、もう一度起動コマンドを実行します。
$ /usr/local/mysql/bin/mysqladmin shutdown
$ /usr/local/mysql/bin/mysqld_safe &
コマンド実行後、MySQLが正常に起動したことを確認します。もしmy.cnfファイル内に間違った記述をしている場合、MySQLサーバの起動が失敗し、下記のようなメッセージが表示されます。
STOPPING server from pid file /usr/local/mysql/data/ホスト名.pid
YYMMDD hh:mm:ss mysqld ended
エラー内容を確認するために下記のコマンドを実行し、MySQLのエラーログファイルの内容を確認します。
$ tail /usr/local/mysql/data/ホスト名.err
MySQL起動失敗の原因となったパラメータが何であるかを確認し、my.cnfファイルの修正を行ってください。
正常に起動したことを確認したら、再度、設定値を見てみましょう。先ほどmy.cnf内に設定したパラメータが有効になっているのがわかると思います。下記のコマンドでは、文字コードに関連するパラメータに絞って表示しています。
$ mysql -u root
mysql> show variables like '%character%';
+--------------------------+--------------+
| Variable_name | Value |
+--------------------------+--------------+
| character_set_client | utf8 |
| character_set_connection | utf8 |
| character_set_database | utf8 |
| character_set_filesystem | binary |
| character_set_results | utf8 |
| character_set_server | utf8 |
| character_set_system | utf8 |
| character_sets_dir | ・・(省略) |
+--------------------------+--------------+
8 rows in set (0.01 sec)
上記のコマンドの結果から、MySQLのクライアントやサーバで使用する文字コードが、初期状態の「latin1」から「utf8」に変更されているのがわかると思います。この設定が反映されると、日本語が文字化けせずに使用することができるようになります。
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