TOPサーバ構築・運用> システムへのログイン
Fedora 7
簡単!Fedora 7インストールガイド

第2回:Fedora 7を設定する

著者:日本ヒューレット・パッカード  平 初   2007/8/10
前のページ  1  2  3
システムへのログイン

   それでは先ほど作成した一般ユーザのアカウントでログインを行ってみましょう。画面に表示されているリストの中からユーザを選んでパスワードを入力し、「Enter」キーを押します(図11)。
ログイン画面
図11:ログイン画面
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   うまくログインできた場合、図12のようなGNOMEデスクトップ環境が表示されます。

GNOME デスクトップ環境
図12:GNOME デスクトップ環境
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   これで作成したユーザが正常に利用できることが確認できました。


パッケージのアップデート

   Fedoraは非常に開発ペースが早いので、インストール後は必ずパッケージのアップデートを行ってシステムを最新の状態にします。アップデートが必要な場合は図13のようにアップデート通知のバルーンが表示されるので「更新を表示する」ボタンをクリックします。

パッケージのアップデート通知画面
図13:パッケージのアップデート通知画面
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)


管理者権限への切り替え画面

   パッケージのアップデートは管理者権限が必要となります。図14のようなダイアログが表示されるので管理者(root)パスワードを入力し、「OK」ボタンをクリックします。

管理者権限への切り替え画面
図14:管理者権限への切り替え画面
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)


アップデートの適用

   現在必要なインストールパッケージに対するアップデート一覧が表示されます。対象のパッケージを確認したら「更新を適用」ボタンをクリックします(図15)。

アップデートの対象パッケージの一覧画面
図15:アップデートの対象パッケージの一覧画面
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   すると必要なファイルがダウンロードされ、システムを自動的にアップデートします。


まとめ

   Fedora 7は非常に簡単で、最新技術や最新のアプリケーションに触れることができます。この連載を読みながら、ぜひ皆さんも自分でFedora 7をインストールし、Fedora 7の機能の素晴らしさを楽しんでください。

前のページ  1  2  3


日本ヒューレット・パッカード株式会社 平 初
著者プロフィール
日本ヒューレット・パッカード株式会社  平 初
テクニカルセールスサポート統括本部 ESSビジネス推進本部
Bladeビジネス推進部 BladeSystem SWAT
仮想化技術を啓蒙するため、2006年に日本ヒューレット・パッカードへ転職。いつもはHP BladeSystem c-Classおよび仮想化技術を含む提案支援を主に扱っている。セミナーや客先訪問で忙しい毎日を送っている。


INDEX
第2回:Fedora 7を設定する
  インストール後の設定
  ハードウェア情報の報告画面
システムへのログイン