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| はじめに | ||||||||||
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今回は前回の基本編に引き続きbbmrtg.plを使ったトラフィック監視の応用編です。今回取り上げるのは以下のトピックです。
表1:今回取り上げる内容 最後に今回設定した内容を反映した設定ファイルをダウンロードすることができますので、実際に試してみてください。 |
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| トラフィック以外の項目の測定 | ||||||||||
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SNMPを利用することでインターフェースのデータ転送量だけでなくパケット転送量やルータ/スイッチのCPU使用率などを計測することも可能となります。bbmrtg.plはMRTGの計測データファイルを監視するので他のデータの監視に応用することもできます。 リスト1はfw-upstreamインターフェースのパケット転送量(PPS)を測定するためのMRTGの設定です。 リスト1:MRTG設定ファイルの追加部分(fw-upstreamのパケット 転送量測定) パケット転送量などの項目を測定するにあたり、測定項目名をトラフィック測定のものと区別するために「fw-upstream-pps」へ変更します。そして「Target[]:」部分に、パケット転送量を取得するためのMIBシンボル「ifInUcastPkts/IfOutUcastPkts」を指定しています。 ここまでは通常のMRTGの測定指定ですが、bbmrtg.plでこの項目を測定するためには別の監視項目として認識させる必要があります。このためサービス名称を規定する「bb*svc[]:」の部分で「mrtg-pps」という新たなサービス名を指定しています。 この設定をfw.cfgに追加し、BBを再起動することで図1、図2のように新たなリソース監視を追加することができます。 またこの測定項目は単位が「packet/sec」です。デフォルトでの単位は「byte/sec」ですので、この設定を変更する必要があります。表示単位の指定はbbmrtg.plの「bb*unit[]:」タグで行います。 次にこの「bb*unit[]:」タグの使い方について解説します。 |
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| 監視計測単位タグ(オプション項目) | ||||||||||
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下記の測定項目で、行われているトラフィック監視の測定単位を設定します。
bb*unit[測定項目]: "表示単位"
デフォルトではMRTGのY軸項目名「YLegend[]:」タグの設定に従います。また「YLegend[]:」が指定されていない時には「byte/sec」になります。CPU使用率の場合には「CPU utilization」と設定します。 設定例
bb*unit[fw-dmz-cpu]: "CPU utilization"
この項目はオプション項目ですので、必要に応じて設定してください。 |
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