「Rust 1.98.0」リリース ─ 浮動小数点演算向けalgebraicメソッドを導入
整数の高速な書式化APIを安定化、ManuallyDropとBoxの動作も正式に保証
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rust-lang.orgは8月20日(現地時間)、プログラミング言語「Rust 1.98.0」をリリースした。
「Rust」は、メモリ安全性と高い実行性能を実現することを目指して開発されているオープンソースのプログラミング言語。ガベージコレクタを使用せず、所有権と借用の仕組みによってメモリを管理することが特徴。
「Rust 1.98.0」では、コンパイラによる浮動小数点演算の並べ替えなどを明示的に許可するalgebraicメソッド、高速な整数文字列変換を行うformat_intoメソッドなどが安定化された。
「Rust 1.98.0」のハイライトは次の通り。
〇f32およびf64にalgebraic_add、algebraic_sub、algebraic_mul、algebraic_div、algebraic_remを追加
〇整数を事前確保したバッファへ書式化するformat_intoを安定化
〇整数書式化用のcore::fmt::NumBufferを安定化
〇ManuallyDropとBoxの組み合わせに関する動作を正式に保証
〇String::from_utf16leおよびString::from_utf16beを安定化
〇strおよびスライスのstrip_circumfixを安定化
〇NonZero整数型のfrom_str_radixを安定化
〇Atomic型と可変参照間の変換APIを安定化
〇可変参照のunsize coercionでライフタイムの短縮を許可
〇複数のArm組み込みターゲットをTier 2へ昇格
〇Clippyに7件の新しいlintを追加
〇WindowsにおけるCargoの認証情報処理のリグレッションを修正
など。
「Rust 1.98.0」は、Webサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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