「NetworkManager 1.58.1」リリース ─ プライベート接続の802.1X CA指定を制限

WPA3ネットワークへの自動接続やDNSポート転送、モデムのIPv4フォワーディングも修正

8月22日 23:51

 NetworkManager開発チームは8月21日(現地時間)、Linux向けネットワーク管理ソフトウェア「NetworkManager 1.58.1」をリリースした。

 「NetworkManager」は、有線LAN、Wi-Fi、モバイルブロードバンド、VPNなどのネットワーク接続を管理するオープンソースのソフトウェア。デーモンのほか、コマンドラインツールの「nmcli」、テキストユーザーインターフェースの「nmtui」、D-Bus APIなどを提供している。

 「NetworkManager 1.58.1」は、7月に公開されたNetworkManager 1.58系列のメンテナンスリリース。ユーザーを指定したプライベート接続における802.1X認証の安全性強化、WPA3ネットワークへの自動接続、DNSおよびモバイルブロードバンド関連の不具合修正などが行われている。

 「NetworkManager 1.58.1」のハイライトは次の通り。
〇プライベート接続で802.1Xのca-pathおよびphase2-ca-pathを使用できないよう変更
〇モデムのデータインターフェースでIPv4フォワーディングが有効にならない問題を修正
〇DHCPv4オプション121または249によってオプション3が無視され、ゲートウェイが設定されない場合に警告を出力
〇initrd generatorが生成するNBFT VLAN接続で、親インターフェースを名前によって指定
〇IPv4のリンクスコープデフォルトルートだけが存在する場合にも接続性チェックを実行
〇RDNSSおよびDHCPv6から取得した未指定アドレスをDNSサーバとして使用しないよう変更
〇systemd-resolvedの設定時に無効なDNSサーバを除外
〇key-mgmtにwpa-pskを指定した接続プロファイルで、SAEを使用するWPA3ネットワークへ自動接続できない問題を修正
〇DNS URIで指定したDNSサーバのポート番号がsystemd-resolvedへ転送されない問題を修正
〇Bluetooth NAP接続の正規化処理を修正
〇複数のクラッシュを修正
など。

 「NetworkManager 1.58.1」は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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