GNU Wget development teamは9月21日(現地時間)、ファイルダウンロードツール「GNU Wget2 2.3.0」をリリースした。
「GNU Wget2」は、「GNU Wget」の後継として新たに開発されたオープンソースのダウンロードツール。HTTP/1.1とHTTP/2、並列接続、HTTP圧縮、再帰的なWebサイト取得、Metalinkなどに対応し、Webクライアント機能を提供する「libwget」をベースにしている。
「GNU Wget2 2.3.0」では、ダウンロードの再開や既存ファイルの保護、リンク変換、タイムアウト処理などを修正した。ハイライトは次の通り。
〇「--no-clobber」による既存ファイルの保護処理を修正
〇ダウンロードの再開対象を既存の通常ファイルに限定
〇「--convert-links」でCSSファイル内のリンクを変換できるように変更
〇空のPOST、PUT、PATCHリクエストに「Content-Length: 0」を付加
〇「--domains」と「--span-hosts」を組み合わせた場合の動作を修正
〇「--directory-prefix」「--accept」「--reject」などのWget 1.x互換性を改善
〇HTTPSプロキシへCONNECTする際の認証処理を修正
〇MetalinkのWindows向けパスを検証し、パストラバーサルを防止
〇Content-Dispositionから取得するファイル名の検証と無害化を強化
〇TLS証明書の用途を検証し、WolfSSLのドメイン検証とOCSP処理を改善
〇Cookie解析時の整数オーバーフローと、ローカルファイルの再帰解析によるスタックオーバーフローを修正
〇「--progress=dot」によるドット形式の進捗表示を実装
など。
「GNU Wget2 2.3.0」は、Webサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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