Microsoft、EdgeのJavaScriptエンジン「ChakraCore」をオープンソース化
2016年1月19日(火)
Microsoftは1月13日(米国時間)、Microsoft EdgeのJavaScriptエンジン「ChakraCore」をオープンソース化したと発表した。また同時に、ChakraCoreのLinuxへの移植計画も向上した。「ChakraCore」のソースコードは、現在GitHubで公開されている。
Chakraは、Webブラウザ「Edge」や、その他のWindowsアプリケーションで採用されているJavaScriptエンジン。API、ガベージコレクタ、コンパイラなどによってアプリケーションに容易に組み込むことができるとしている。
「ChakraCore」はMIT Licenseの下で公開される。また、同社は2016年6月頃を目処に、「Ubuntu Linux 15.10」(64bit)でChakraCoreインタプリタとランタイムを公開する予定だとしている。
Microsoftは2015年12月に、ChakraCoreのオープンソース化を予告していた。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
ChakraCore
ロードマップ
Think IT会員サービス無料登録受付中
Think ITでは、より付加価値の高いコンテンツを会員サービスとして提供しています。会員登録を済ませてThink ITのWebサイトにログインすることでさまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- 米Microsoftが「ChakraCore」公開、OpenStackでのクラウド基盤構築は2017年ごろから本格化、ほか
- 米Appleが「Swift」をOSSとして公開、1位Java、2位Python…12月のPYPL言語ランキング発表、ほか
- JavaScriptフレームワーク「Vue 2.0」リリース
- Microsoft、Linux版の「Microsoft Edge (開発チャネル)」をリリース
- JavaScriptフレームワーク「Vue 3.0」リリース
- Microsoft、Webブラウザ「Microsoft Edge」をChromiumベースに変更、新版を発表
- Microsoftが2018年8月度のセキュリティ更新プログラムを公開、最大深刻度は「緊急」
- Microsoft、Windows 3.0に搭載されていた「Windows File Manager」をオープンソース化
- Microsoft、Windows 3.0に搭載されていた「Windows File Manager」をオープンソース化
- UEI、オープンソースのHTML5ゲームエンジン「enchant.js」を「Nintendo Web Framework」に対応