情報処理推進機構、「内部不正による情報セキュリティインシデント実態調査」報告書
2016年3月5日(土)
情報処理推進機構(IPA)は3月3日、内部不正についてその動機や抑止・防止策を明らかにするために意識調査を実施した。2012年に行われた調査に続き、2回目の調査となる。
今回は、民間企業の従業員と内部不正を行った経験を有する者にアンケートを実施し、より実態を掘り下げる調査を目指した。調査結果のポイントは、
(1)内部不正の理由の約6割は故意が認められない「うっかり」
(2)主たる情報の持ち出し手段は「USBメモリ」
(3)経営者などが重要視していない対策が内部不正行為の抑止に有効
(4)内部不正経験者の約5割がシステム管理者(兼務を含む)
となっている。
報告書は、Webサイトからダウンロードできる(pdf形式)。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
リリース本文
その他のニュース
- 2024/11/21 Arch Linuxのメニューベースのインストーラ「archinstall 3.0」リリース
- 2024/11/21 「LibreOffice 24.8.3 Community」リリース
- 2024/11/21 Fortinet、悪意のあるMicrosoft Excelドキュメントを利用したフィッシングキャンペーンについて注意喚起を発表
- 2024/11/19 「AlmaLinux OS 9.5」リリース
- 2024/11/18 Linuxカーネル「Linux 6.12」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- 情報処理推進機構、「情報セキュリティ白書2016」を発表
- 情報処理推進機構(IPA)、小規模ウェブサイト運営者を対象としたアンケート調査結果を踏まえて「企業ウェブサイトのための脆弱性対応ガイド」 を改訂公開
- 情報処理推進機構、年末年始における情報セキュリティに関する注意喚起
- 情報処理安全確保支援士試験の概要と学習の手引き
- 情報処理安全確保支援士試験の概要
- 情報処理推進機構(IPA)、7テーマ、22種類からなる情報セキュリティ・モラルに関する指導者向け教材を公開
- 情報処理推進機構、「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」を刷新し公開
- 情報処理推進機構、開発者向けの安全なIoT機器・システム開発のための「『つながる世界の開発指針』の実践に向けた手引き[IoT高信頼化機能編]」を公開
- 情報処理推進機構、「情報処理システム高信頼化教訓作成ガイドブック」2編を公開
- ワクチンの実力はテレビ宣伝力では測れない