オープンソースのアプリケーション開発フレームワーク「Flutter 2.10」リリース、Windows版が正式版に
2022年2月10日(木)
Googleは2月4日(現地時間)、オープンソースのアプリケーション開発フレームワーク「Flutter 2.10」をリリースした。Windows版が正式版となり、「Flutter for Windows」として公開されている。
「Flutter」は、クロスプラットフォームのアプリケーション開発フレームワーク。JavaScriptの代替として開発された「Dart」でモバイルアプリケーション(iOSおよびAndroid対応)開発を行うことができる。現在ではWebアプリケーション、デスクトップアプリケーションなどさまざまなアプリケーションの開発に対応している。コードを記述している間にビルドを行い変更を反映する「ホットビルド」などの機能を持つことが特徴。
「Flutter 2.10」では、Windows版が正式版になった。Flutterは元来AndroidおよびiOS向けUIツールとして登場したが、Flutter 2.0からWebアプリの開発向け「Flutter for Web」が追加され、さらにデスクトップアプリ開発にも対応させる姿勢を見せている。今回発表された「Flutter for Windows」はWindows版に当たる。これで、Flutterを利用することで、Androidアプリ、iOSアプリ、Webアプリ、Windowsアプリケーションが同じソースコードを基に作成できるようになった。
「Flutter 2.10」は、Webサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
アナウンス
その他のニュース
- 2025/1/18 Linuxカーネル「Linux 6.12.10/6.6.72/6.1.125」リリース
- 2025/1/17 Linuxディストリビューション「Linux Mint 22.1 "Xia"」リリース
- 2025/1/16 仮想化ライブラリ「libvirt 11.0.0」リリース
- 2025/1/15 ファイル同期ユーティリティ「rsync 3.4.0」リリース、脆弱性の修正
- 2025/1/14 「MX Linux 23.5」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。