ファイル同期ユーティリティ「rsync 3.4.0」リリース、脆弱性の修正

1月15日 14:55

 ファイル同期転送ユーティリティrsyncの最新版、「rsync 3.4.0」が1月15日 (現地時間)に正式リリースされた。

 「rsync」は、コマンドラインで利用できるファイル同期ユーティリティ。差分のみの同期を行うため、転送時にコンピュータやネットワークかかる負荷が少なくて済むという特徴がある。

 「rsync 3.4」は、複数の重要なセキュリティ脆弱性が修正されたバージョンアップリリースに相当する。修正された脆弱性には、悪用されるとファイルの漏洩や不正なファイルの仕込みなどが行われる危険があるため、ユーザはバージョンアップを施すことが強く推奨される。

 「rsync 3.4」はGPLライセンスの下で配布されており、Webサイトから無償でダウンロード・利用することができる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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rsync公式サイト(英文)
NEWS(英文)

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