Think ITの制作ワークフロー(主に著者さん向け)

Think ITは「エンジニアのための技術解説サイト」を標榜しています。読者のみならず著者の皆さんもまたエンジニアであることが多く、“ソースコードの管理と同じように原稿も扱える”ことを考えて以下のようなワークフローに対応しています(もちろん著者さんのやりやすい方法にも対応致します)。

ワークフローはGitとChatがベース

  • 連載企画がはじまるとまずプライベート環境にリポジトリを構築します
  • GitHubやBitBucketなどのいわゆるGitホスティングサービスを用います(今後はThink ITドメイン内でGitサーバーを管理することも検討中)
  • Issue機能でプロジェクト内の課題管理を行い、Pull Request機能でコードレビューのように原稿校正のやり取りを行います
     → GitHubをベースにした手順解説はこちらの記事をご覧ください
  • 共著者のほか協力者複数人から簡単にレビューを得ることもできるようになります
  • テキストデータは、MarkdownやRe:VIEW形式でやり取りすることが多いです
  • Gitのcommitは連携しているChatサービス(SlackやChatWorkなど)に対して通知が送られます

書籍制作にも同一ワークフローを適用

Think ITでは“Web連載がそのまま書籍に”というコンセプトでThink IT Booksシリーズを展開しています。

  • Web連載用のリポジトリはそのまま書籍制作にも活用します
  • 紙書籍および電子書籍制作にはtibooks-makerというオープンソースのmac用アプリを公開しています
  • tibooks-makerでは、Re:VIEWとLaTeXを組み合わせることで紙書籍用の紙面を自動組版し、同時に電子書籍用のEPUBも書き出します