Ubuntuサーバの管理

2008年6月19日(木)
小林 準

パッケージ管理

 今回は、Ubuntuサーバの基本的な管理、設定方法について解説します。

 Ubuntuでは、各種ソフトウェアは「パッケージ」という形で提供されており、このパッケージを組み合わせることでOSとして動作しています。最初に、このパッケージを管理する方法を見ていきましょう。

 まずは、インストールしたいパッケージを探す方法です。apt-cacheコマンドを以下のように実行すれば、キーワードからパッケージを検索することができます。

aptcachesearch less apt-cache search キーワード | less

 apt-cacheには、表1の通りほかにも多くの動作オプションが用意されています。詳しくは、man 8 apt-cacheコマンドでマニュアルを参照してください。

 インストールするパッケージが決まったら、以下の通りapt-getコマンドでインストールしましょう。管理者権限が必要なので、sudoを介して実行します。

sudoaptgetinstall  sudo apt-get remove パッケージ名

 apt-getには、前回紹介したupdateやupgradeなど、ほかにも多くの動作オプションが用意されています。図1に、主な使用方法を記しました。詳しくは、man 8 apt-getコマンドでマニュアルを参照してください。

パッケージ管理コマンドdpkg

 さらに、dpkgという古くからあるパッケージ管理コマンドの使い方も知っておきましょう。特によく利用されるのは、インストール済みパッケージの一覧を表示する以下のコマンドです。図1に主な使用方法をまとめています。

dpkgl   sudo apt-get -f install

 このコマンドにより、依存関係を満たすために必要なパッケージのダウンロード、インストールができます。

 ただし、リポジトリに必要なパッケージが存在しない場合は、このコマンドで解決することはできません。その場合は、リポジトリに存在しないパッケージを必要としているパッケージを削除するか、必要とされているパッケージを含むリポジトリを前回解説した/etc/apt/sources.list、あるいは/etc/apt/sources.list.d/に加えるか、必要なパッケージをダウンロードし、dpkg -iコマンドでインストールする、といった対応が必要となります。

 なお、依存関係ではなくパッケージの設定で問題が発生している場合は、以下のコマンドで修復できることがあります。

sudodpkgconfigurea  sudo apt-get --purge remove パッケージ名
sudoaptgetclean  sudo apt-get update
$ sudo apt-get install パッケージ名

Ubuntu Japanese Team
Ubuntuプロジェクトのオフィシャルメンバーで、Ubuntu Japanese Teamの代表として活動している。最近は、業務でUbuntuをサーバOSとして利用することも多くなってきた。著書に「独習Linux」(翔泳社、2007年1月)がある。http://junkobayashi.jp

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