
ドリーム・アーツ、EIPソリューション「INSUITE Enterprise」が新潟県の職員ポータルに採用決定
EIPグループウェアユニバーサルデザイン
2007/3/1 14:00
官公庁特有の部署間の情報伝達を効率化するDCM
ドリーム・アーツは3月1日、企業情報ポータル(EIP)ソリューション「INSUITE Enterprise(インスイート・エンタープライズ)」が新潟県の県行政に関わる職員約8,000名向けの情報ポータルおよびグループウェアとして採用されたと発表した。
INSUITE Enterpriseは、エンタープライズコックピットをコンセプトとしたEIPソリューションである。情報共有やナレッジマネジメントの基盤として日本郵政公社などで採用されており、以下のような特徴を持つ。
- ノンプログラミングEIP機能
- シングルサインオン機能
- 堅牢なセキュリティ
- 大規模運用が可能なグループウェア機能
- ユニバーサルデザインに基づいたインターフェース
- 他システムと連携可能な拡張性
新潟県では早くから「電子県庁」の実現を目指しており、「新潟県行政情報化プラン2006−2008」を策定し、ITをさらに効果的に活用する計画を進めているという。新潟県は、この計画の中核を担う情報システムとして、INSUITE Enterpriseの採用を決定したとのこと。
新潟県総務管理部 情報企画監の松下 邦彦氏は同製品の採用のポイントとして、EIPとグループウェアの基本機能が充実している点とシングルサインオンを実現するのに十分な機能を持っている点をあげている。また官公庁特有の部署間の情報伝達を効率化するために、INSUITE Enterpriseの通達機能を大幅に拡張するDCM(District Coordination Management:部門間協調管理)オプションも採用しているそうだ。
新潟県へのシステム導入は、ドリーム・アーツとNTTデータ信越が共同で実施し、2007年4月より本格運用を開始する予定とのこと。
(ThinkIT編集局 曽我 一弘)