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| 「Biz/Browser」の今後について | ||||||||||||
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Biz/Browserの連載も今回で最終回となります。今後のBiz/Browserについて「昨日」「今日」「明日」として進めていきます。実際に開発に関わる方以外は、「昨日」「今日」を飛ばして「明日」だけでもお読みください。 リッチクライアントの特徴を「C/SシステムとWebシステム、双方のメリットを享受できること」と、連載中に何度となく説明してきました。 この「リッチクライアント」の役割は、Biz/Browserによりエンドユーザやシステム管理者が恩恵を享受できるものだけではなく、Biz/Designerでの“アプリケーション開発ツール”という側面も持っています。システムを構築するときに製品を使用するのは開発者の方々ですので、製品機能としてはエンドユーザ/システム管理者/システム利用企業に対する機能はもちろんのこと、開発者に対する機能も強化していきます。 |
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| 「Biz/Browser」の基本コンセプト | ||||||||||||
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システム開発のフレームワークの中でBiz/Browser、Biz/Designerが担う役割は何でしょうか。本来、「1つのツール/ソフトウェアでシステムすべてを構築できることが究極の形」だと皆考えます。しかし、時代の潮流はSOA(Service Oriented Architecture)に代表されるように、分散/離散したシステムやサービス、さらに他社のシステムやサービスをも統合し、企業として価値を生むシステムを構築するものです。 コンピュータによるシステム構築が現状において皆無である企業は少ないでしょう。何らかのシステムがすでに企業の一端を支えています。新しくシステムを構築するにあたって、ゼロからスクラッチで作り上げることは少なく、過去の資産を利用することが多いと思います。
表1:新たにシステム構築する際に考慮する点 表1の点を考えたとき、すべてを同じツールで構築するという考えではなく、サーバ側とフロントエンド側を疎結合させる考えで標準的な方法を用いてデータ連携を行い、フロントエンド側からSOAでのシステム構築を考えることが1つの有効な手段だと思います。 Biz/Browserは「業務システムのフロントエンド」として特化しており、エンドユーザ業務の生産性を高めます。また開発サイドの開発における生産性と保守性を高め、システムを運用する企業には恒久的な安定を提供します。 |
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| 「Biz/Browser」の「昨日」 | ||||||||||||
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製品販売当初、「リッチクライアント」というカテゴリーも一般化されておらず、Internet ExplorerなどのWebブラウザを利用するWebシステムでは業務遂行の生産性を高めることが困難なことを理解されるのに時間がかかりました。 そういった中でお客様の理解をいただいた上で利用されつつ、要望を取り入れながら進化したのが「昨日」です。今年の6月にBiz/Browser XEをリリースし、累計で40万クライアント弱に利用されています。 |
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| 「Biz/Browser」の「今日」 | ||||||||||||
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「今日」は誰も彼もが忙しく活動しています。今この瞬間にもBiz/Designerを利用し、システムのリリースに向けてデバッグを行っている方々がいるでしょう。その方々をサポートしているのがアクシスソフトのサポート部隊であり、当社のパートナー企業です。 Biz/Browser、Biz/Designerは業務システムでの利用とその開発において必要な機能を満たしている製品だと自負しておりますが、お客様からの細かな要望は途切れることがありません。Biz/Browserの「今日」は、利用しているお客様や販売/開発しているパートナー企業をサポートする。また、寄せられた要望や隠れた要望をもとに機能拡充し、業務システムでの安全性や保守性/互換性を維持しながら提供することと考えています。 未公表ですが、ここで近々にリリースを考えている追加機能を本連載で先にご紹介します。機能の追加はメジャーバージョンアップではなく、「開発生産性の向上」を主体としたマイナーバージョンアップです。Biz/Browser、Biz/Designerの現機能を知らない方には追加も既存もありませんが、他製品を知っている方は他の製品と比較してみてください。 |
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