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| JSF設定ファイルへの登録 | ||||||||||
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次に、作成したカスタムコンポーネント/レンダラをJSF設定ファイル(faces-config.xml)に登録します(リスト3)。 リスト3:faces-config.xml(抜粋)
<!-- コンポーネント-->
<component-type>要素、<renderer-type>要素内には、カスタムタグクラス(InputDateTag.java)のgetComponentType()メソッドとgetRendererType()メソッドが返す値と同じものをそれぞれに設定しておく必要があります。これにより、カスタムタグクラス、レンダラ、コンポーネントの関連付けをJSFが認識します(図3を参照)。 ![]() 図3:カスタムコンポーネントの仕組み(再掲) |
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| マネージドBean | ||||||||||
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日付入力コンポーネントで入力した値をバインディングするマネージドBeanをリスト4に示します。このクラスは、属性としてjava.util.Calendarを持ち、そのセッター/ゲッターメソッドを定義しています。 リスト4:DateHolder.java(抜粋)
public class DateHolder {
このマネージドBeanのJSF設定ファイルへの登録方法をリスト5に示します。このBeanは、JSFコンポーネントタグから#{dateBean.date}というバインディング式で参照されます。 リスト5:faces-config.xml(抜粋)
<managed-bean>
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| JSPページへのコンポーネントの配置 | ||||||||||
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JSPページ(input.jsp)にカスタムコンポーネントを配置します(リスト6)。画面で入力された値が正しい日付の場合、次の画面に(result.jsp)遷移し、入力した日付の文字列を表示します(リスト7)。 リスト6:input.jsp
<f:view>
リスト7:result.jsp
<f:view>
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| まとめ | ||||||||||
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本稿では、次世代のWebアプリケーションフレームワークであるJSFの基本を紹介しました。1990年代にCGIから始まったWebアプリケーションの開発も、サーバサイドJavaの登場、そして数々のツール、フレームワークが登場し、現在に至っています。 それらの試行錯誤の中で培われたWebアプリケーション開発のノウハウの集大成がJSFであると言えるでしょう。JSFのようにフレームワークが仕様化されることにより、実装が変わっても、開発者は新たな知識を一から学ぶ必要がなくなり、さらに開発効率が上がることが予想できます。 現在のJava Webアプリケーションで使用されるフレームワークのデファクトスタンダードはStrutsですが、JSFはStrutsの良いところをベースとして開発され、さらに開発を容易にする仕様となっています。本稿によりJSFに触れ、その魅力の一端をご理解いただけたら幸いです。 |
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