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| 実ユーザ環境下への近似 | ||||||||||||||||||||
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以上、ミクロなレベルでの動作状況の掌握を支援するツール「EJB Profiler」について説明した。ところで、システム構築に際し、そのサイジングを意図し使用する汎用的なベンチマーク・ツールが、システムの性質によっては適当でないと感じたことはないだろうか。 例えば、想定されるシステムでは更新系トランザクションが多いのに、ベンチマーク・ツールでは参照系トランザクションが多い場合や、想定されるシステムでは使用しないテクノロジーがベンチマーク・ツールでは使用されていたり、その逆の場合など、様々なケースが考えられる。次に、SPECjAppServer2004を用いた実ユーザ環境下への近似化への試みについて説明する。 まず、SPECjAppServer2004のトランザクション・モデルについて簡単に説明する。ドライバがシステム全体に与えるトランザクション負荷には、以下の2種類がある。 |
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表2:トランザクションの種類 |
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表3:Dealerトランザクションのタイプ 今回は、SPECjAppServer2004を用いた実ユーザ環境への近似化への試みの一例として、トランザクション・タイプを変化させた場合に、想定する実システムの性能をより近似する処理性能を取得可能かどうか、検証を試みた。具体的には、トランザクション・タイプの割合を任意に変更した場合の処理性能の変化傾向を掌握することを目的とした検証を実施した。ここでは、その結果について報告しようと思う。 |
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