その開発効率のよさ、使いやすさで、開発者から熱烈な支持を得ているのがボーランドの開発ツール群だ。この開発ツール群を提供してきたデベロッパーツールズ事業本部が「CodeGear」としてスタートを切った。CodeGearとしてはじめてのリリースとなる「JBuilder」「Delphi for PHP」「Delphi for Win32」のアピールポイントは、どこにあるのか、そして、CodeGearとして今後どのように取り組んでゆくのか、CodeGear製品戦略担当副社長のマイケル・スウィンデル氏にお話をうかがった。
— 「CodeGear」というブランドでどのようなポリシーで製品を提供していくのでしょうか
ボーランドでは、従来より開発者の生産性を高める開発環境を提供してきました。CodeGearはそれを引き継いでおり、今後も開発者に100%フォーカスしたビジネスを展開していくつもりです。
JBuilder 2007は、旧バージョンのJBuilderとの互換性を維持しながら、Eclipseベースの開発への移行を可能とする製品で、RAD（Rapid Application Development）機能によりJavaアプリケーション／Webサービスの開発を効率化させるものです。またP2P機能やビジュアル操作によるEJB（Enterprise JavaBeans）開発支援機能、Javaアプリケーションのパフォーマンスチューニング、UMLモデリング機能などを提供します。
