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ターボリナックス株式会社
ターボリナックスがAsteriskベースのIP-PBXソフトウェアの新バージョンを発売
2006/12/20
ひかり電話ビジネスタイプに対応したIP-PBX
ターボリナックスは12月20日、AsteriskベースのIP-PBXソフトウェア「InfiniTalk(インフィニトーク)」の新バージョンを発売すると発表した。販売開始は12月下旬を予定しており、価格は10ユーザで19万8000円となる。
InfiniTalkはオープンソースソフトウェアの「Asterisk」をベースに開発されたIP-PBXソフトウェアで、本バージョンからはNTT東日本およびNTT西日本が提供する「ひかり電話ビジネスタイプ」への直接接続が可能になったとのこと。
そのほかにも新機能および接続可能端末を増やしており、特別なメディアゲートウェイがない環境でも各種IP電話サービスへの接続が可能となるとともに、従来のPBXと比べ非常に安価にオフィスの電話環境を構築できるとしている。
同システムはTurbolinux 10 Server上で動作するもので、90日間の無償インストールサポートおよび有償の各種サポートサービスが提供される。
主な新機能については以下の通りだ。
ひかり電話ビジネスタイプに正式対応
「固定電話並み」と定義される0AB〜Jサービス(市外局番03や06などが使えるIP電話サービス)に直接接続が可能。ダイヤルインにも対応する。
利用可能端末を追加
既存ユーザからの要望が高かった、ソフトフォン用USBハンドセットや構内放送、一斉告知、ドアフォンシステムなどを販売ラインナップに追加。特にUSBハンドセットに対応したことで、非常に安価なシステムを導入できる。
そのほかの機能
特番での代理応答
ボイスメール着信時に端末ランプの点滅で通知
多機能ボタンへの外線着信割り当て
電話機からの、時間外アナウンスの録音
SIPの動作カスタマイズ
SIPのセッションタイマ拡張(RFC4028)のサポート
初期設定をWeb画面上から操作できるウィザードの搭載
今回の販売開始にあわせて同社は販売パートナー制度をスタートし、SIerを中心としてトレーニングやバックエンドサポートの提供を行うことでソフトウェアIP-PBXの市場拡大を目指すとのことだ。
問い合わせ先
ターボリナックス
インフォメーションセンター
http://www.turbolinux.co.jp/info/
(ThinkIT編集局 神保 暢雄)