オープンソース・ジャパン(以下、OSJ)は12月6日、「OSJビルド・クラシック」のラインナップを強化し、全世界で数多くの導入実績を誇る「Plone」を対象とした「OSJビルド・クラシック for Plone」の販売を開始することを発表した。
「OSJビルド・クラシック」とは、オープンソースソフトウェアのインストール代行からカスタマイズまでをメニュー化した同社独自のサポートサービスである。「OSJビルド・クラシック for Plone」は販売・在庫管理システムの「Olut」、Moodleを利用したeラーニングシステム「e-learning」、BIツール「Pentaho」に続くOSJビルド・クラシック・シリーズの第4弾となる。
Ploneは2002年に商用・オープンソースを通じてリリースされたWebベースのCMSアプリケーションで、世界的に高い評価と実績を持つ。PloneのベースになったPythonのWebアプリケーションフレームワークであるZopeとの組み合わせで利用されることが多く、政府機関、官公庁、教育機関をはじめ、多種多様な企業Webサイトで運用されている。
「OSJビルド・クラシック for Plone」のサービス内容は下記の通り。
サービス |
価格 |
概要 |
サイト構築支援サービス |
10万円 |
インストールに関するメールによる対応(購入後1ヶ月間) |
サイト構築代行サービス |
30万円 |
OSJによるサーバインストール代行(OSJにサーバを配送する)、オンサイトは別料金、ハードウェアは含まず |
カスタマイズ支援サービス |
60万円 |
カスタマイズに関するメールおよび電話による対応(購入後3ヶ月) |
カスタマイズ開発サービス |
別途見積 |
顧客ニーズをヒアリングし、カスタマイズ開発を実施 |
詳細説明サービス |
30万円 |
今後、本格的にPloneを活用しようとする企業へ半日の説明会と1週間のメール対応を実施 |
表1:OSJビルド・クラシック for Ploneのサービス内容
サポートサービスのレベルを分けているため、初心者でもZopeとPloneによるWebサイト構築を行えるようになりそうだ。
(ThinkIT編集局 千本松 歩)
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