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PHP開発環境の定番、Zend Studio 5.5がリリース

2006/12/7
Javaとの統合を強化

   米国時間12月6日、Zend TechnologiesはPHP統合開発環境「Zend Studio 5.5」の提供を開始した。今回のバージョンアップでは30以上の機能の追加・改良が行われており、Java、Webサービスとの連携が主な強化点となる。

   Zend Technologiesでは、「Zend StudioはプロのPHP開発者が唯一使える統合開発環境である」としており、PHP開発においてデバックや分析、最適化などが行え、ライフサイクルを促進させることができる。

   PHPは手軽に開発できることから、その場でコードを作ってしまうことが多く、統合した開発環境が使われることが少なく、一元した管理が行えていないケースが多い。しかし最近では、PHPにおいても大規模な開発をすることが多く、統合開発環境の必要性は非常に高くなってきており、その中でもZend Studioは本命ともいえる。

   なお、今回のバージョンアップによる主な機能追加・改良点は以下のようになる。

  • PHP 5.2サポート
  • Intel Macのサポート
  • Javaパッケージおよびクラスに対応したコード補完機能
  • Zned Platform用のランタイム・イベントの表示
  • Zend Frameworkに対応したコード補完機能

表1:Zend Studio 5.5のハイライト

   価格については、Standard版は$99、Professional版は$299になる。

問い合わせ先
Zend Technologies
http://www.zend.com/

(ThinkIT編集局  安詮院 康広)