日本ストラタステクノロジーは1月24日、通信事業者向けソリューションとして、Red Hat Enterprise Linux AS v.4 EM64T(64ビット)版を搭載した新機種ftServer Tシリーズの3モデルの販売を開始したと発表した。
ftServer Tシリーズ
新機種では現行機種に比べシステム性能で約2〜3倍のパフォーマンスの向上を実現したという。また連続可用性、シンプルな管理と運用、優れた経済性という3つを実現するContinuous Processing機能も備えている。
ftServer Tシリーズの製品構成と価格は以下の通り(別途メモリやディスクの購入が必要)。
機種名 |
ftServer T40 ACシステム |
ftServer T40 COシステム |
ftServer T65 ACシステム |
CPU |
インテルXeonプロセッサ3.20GHz 2way |
デュアルコアインテルXeonプロセッサ2.80GHz 2way |
二重化メモリ(最小 - 最大) |
2GB - 16GB DDR2 |
二重化内臓ディスク(最小 - 最大) |
74GB - 480GB |
冗長化 |
DMR(二重化) |
OS |
Red Hat Enterprise Linux AS v.4 EM64T |
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基本パッケージ価格(税抜き) |
7,980,000〜 |
9,980,000〜 |
9,680,000〜 |
表1:ftServer Tシリーズの製品構成と価格
新機種では通信機器の基準「NEBS(Network Equipment Building System)」のLevel 3に準拠し、通信事業者向け市場に本格的参入を目指す。
(ThinkIT編集局 曽我 一弘)
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