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セールスフォース・ドットコム、世界初のオンデマンド・プラットフォーム「Apex」の活用に成功
Salesforce一元管理導入事例
2007/3/7 17:00
「Apex」の活用により、複雑多岐にわたる顧客・物件・営業管理を一元化
セールスフォース・ドットコムは3月7日、リロケーション・ジャパンが「Salesforce」と「Apexプラットフォーム」の活用により、顧客、物件および営業管理を一元化し、業務効率の向上とコスト削減を実現したと発表した。
リロケーション・ジャパンは、紙ベースだった顧客/物件情報をSalesforceとApexプラットフォームを活用してデータベース化し、情報の確認・参照に要する時間短縮をはかったという。また、営業活動の進捗と物件関連の情報を単一システムで管理することにより、コスト削減を実現し、営業効率が向上したとのこと。
なおApexプラットフォームとは、Salesforceのカスタマイズおよびアプリケーションとの統合サポートし、「AppExchange」上で共有・販売することを可能とするものだ。
リロケーション・ジャパン 仲谷 幹生氏は、「不動産関係の業務は管理すべき項目が多いのですが、セールスフォース・ドットコムのオンデマンド・ソリューションを最大限に活用して、現場の営業担当者の声を徹底的に反映した十数種類の項目別管理を実行し、部門で情報を共有しています。今後は、これまで蓄積された営業活動の現状分析を迅速な営業戦略の策定に活かしていきたいと考えています」と述べている。
(ThinkIT編集局 安詮院 康広)