「KDE Frameworks 6.31.0」リリース ─ 文字コード判定やファイル操作を改善
KIO、KDAV、KTextEditor、画像・メタデータ処理などを更新
10月14日 23:50
KDE Projectは10月9日(現地時間)、KDEアプリケーションの基盤となるライブラリ群「KDE Frameworks 6.31.0」をリリースした。
「KDE Frameworks」は、Qtを拡張するオープンソースのライブラリ・ソフトウェアコンポーネント群。ファイル操作、設定管理、アイコン、テキスト編集、ハードウェア検出、ネットワーク接続などの機能を提供し、KDE Plasmaや各種KDEアプリケーションで利用されている。
「KDE Frameworks 6.31.0」は月例アップデートの一環であり、文字コードの自動判定、ファイルのコピーや検索結果の更新、DAV同期、画像形式、メタデータ抽出、テキスト編集などが改善された。
ハイライトは次の通り。
〇UTF-8とUTF-16を統計的に判定する機能をKCodecsへ追加
〇Latin-1、Windows-1252、Big5などの文字コード判定精度を改善
〇無効な文字列をUTF-8と誤判定する問題を修正
〇KIOでファイルを削除または改名した際に検索結果を更新
〇ファイルのコピーや移動でスキップした項目を進捗へ正しく反映
〇ごみ箱の実体ディレクトリを監視し、内容の変更を反映
〇FTP上のファイル更新日時をRFC 3659に従って取得
〇DAV Push通知の登録と解除、同期トークンを使用した差分取得に対応
〇動画や画像からGPS座標、作成日時、Apple独自メタデータを抽出
〇Photoshopが保存したOpenEXRメタデータやRGB/YC形式に対応
〇KTextEditorのViモードとアクセシビリティー関連の処理を改善
〇systemd 262、Zsh 5.10、LRC歌詞ファイルの構文強調表示へ対応
など。
「KDE Frameworks」は、Webサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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