「Fedora Linux 45」リリース ─ 標準コンソールをkmsconへ移行
GNOME 51やKDE Plasma 6.8.1を収録、パッケージ署名の検証も強化
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Fedora Projectは11月3日(現地時間)、Linuxディストリビューションの最新版「Fedora Linux 45」をリリースした。
「Fedora Linux」は、最新のLinux技術を積極的に取り込むコミュニティ主導のLinuxディストリビューション。デスクトップ向けのFedora WorkstationとFedora KDE Plasma Desktopをはじめ、Server、Cloud、IoT、CoreOS、Atomic Desktopsなどが提供される。
「Fedora Linux 45」では、カーネル内の従来型コンソール「fbcon」に代えて、ユーザー空間で動作する「kmscon」を標準コンソールとして採用した。パッケージ管理ではRPM 6.1を導入し、署名を検証できないパッケージを標準で拒否するなど、セキュリティ面も強化されている。
「Fedora Linux 45」のハイライトは次の通り。
〇リリース用イメージにLinux 7.2.11を収録
〇Fedora WorkstationにGNOME 51を採用
〇Fedora KDE Plasma DesktopにKDE Plasma 6.8.1とKDE Gear 26.08.2を採用
〇カーネル内のfbconに代えてkmsconを標準コンソールとして採用
〇RPM 6.1へ更新し、パッケージ署名の検証を標準で強制
〇デスクトップの秘密情報管理にoo7を採用
〇AnacondaでStratisファイルシステムへのインストールをサポート
〇Atomic DesktopsのインストーラーをAnaconda WebUIへ移行
〇Atomic Desktopsで別の端末からWebブラウザーを使ったリモートインストールに対応
〇パッケージが提供するRPMリポジトリ設定を「/etc」から「/usr」へ移動
〇Python 3.15、Go 1.27、GCC 16.2、glibc 2.44、GDB 17.2、LLVM 23を収録
〇Podman 6やMariaDB 12.3、MySQL 9.7などを採用
など。
kmsconは、KMS/DRMを利用して画面を描画するユーザー空間のコンソール。従来のカーネルコンソールと比べてフォントやUnicodeの扱いを改善し、より現代的な表示を可能にする。
RPMでは署名検証が標準で強制され、正しく署名されていないパッケージは、明示的に検証を無効化しない限りインストールできなくなった。自作RPMやサードパーティー製パッケージを使用している環境では、アップグレード前に署名の有無を確認する必要がある。
Fedora Linux 45は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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