Linux Mint Projectは11月4日(現地時間)、デスクトップ環境の最新版「Cinnamon 6.8」をリリースした。
「Cinnamon」は、伝統的なパネルやアプリケーションメニューを備えながら、GNOME由来の技術を利用するオープンソースのデスクトップ環境。Linux Mintの標準デスクトップとして開発されているほか、複数のLinuxディストリビューションで利用できる。
「Cinnamon 6.8」のハイライトは次の通り。
〇Waylandを正式サポートし、X11も引き続きサポート
〇Waylandでウィンドウやダイアログ、メニューの配置処理を改善
〇マルチモニターやKVMスイッチ、HiDPI環境への対応を強化
〇WaylandとX11で1対1トラックパッドジェスチャーに対応
〇ファイルマネージャー「Nemo」にプレビューペインを追加
〇サスペンド操作でHybrid SleepやSuspend then Hibernateを選択可能に変更
〇ネットワークアプレットでVPNとWireGuardの表示を統合
〇WPA3およびOWEの無線ネットワーク識別を改善
〇サウンドアプレットの複数配置に対応し、入出力機器の選択を改善
〇ウィンドウ一覧に最前面表示を維持するメニュー項目を追加
〇IBusのキーボード配列やオンスクリーンキーボードの処理を改善
〇oo7を利用するSecret PortalとPAM認証への対応を追加
など。
Wayland関連では、ウィンドウのサイズや位置、ポップアップメニュー、入力フォーカスなどに関する多数の問題が修正された。Muffinウィンドウマネージャーでは、NVIDIA GPUを含む描画処理や画面構成変更時の安定性も改善されている。
新しい1対1トラックパッドジェスチャーでは、指の移動量に応じてワークスペースやウィンドウの切り替え表示が追従する。連続したスワイプ、Overview上でのドラッグ、ウィンドウスイッチャーなどに関する不具合も修正された。
Cinnamonは、GitHubから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
Release(GitHub)
Cinnamon
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