三菱電機が同社への不正アクセス被害を公表
2020年1月21日(火)
三菱電機は1月20日、同社のネットワークが第三者による不正アクセスを受け、個人情報と企業機密が外部に流出した可能性があると発表した。
発表によると、昨年6月28日に端末の不審な挙動を認識後、速やかに外部からのアクセスを制限するなどの対策を講じたとしている。社内調査の結果、採用応募者や従業員およびグループ企業の退職者ら最大で8122人分の個人情報が流出した可能性があり、防衛・電力・鉄道などの社会インフラに関する機微な情報、機密性の高い技術情報や取引先に関わる重要な情報は流出していないと確認したという。プレスリリースの中では、「現在までのところ、本件に関わる被害や影響は確認されていない」としている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
プレスリリース(pdf)
その他のニュース
- 2024/11/25 オープンソースの3Dコンテンツ作成ツール「Blender 4.3」リリース
- 2024/11/24 Mesa 3D の最新版「Mesa 24.3.0」リリース
- 2024/11/24 ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 4.4.2/4.2.9」リリース
- 2024/11/22 Oracle、Red Hat Enterprise Linux 9ベースの「Oracle Linux 9.5」をリリース
- 2024/11/22 ReiserFSがLinuxカーネルのサポートを外れる
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- JPCERT/CC、三菱電機の複数のFAエンジニアリングソフトウェア製品に複数の脆弱性が存在すると発表
- 警察庁、IoT機器に対する複数の不正アクセスに対する注意喚起を発表
- トレンドマイクロ、ネットワークに繋がるスマート家電の安全性を診断する「スマートホームスキャナー」を提供開始
- 理化学研究所とエムティーアイ、「富岳」を使ったゲリラ豪雨予報の実証実験を首都圏で開始
- 警察庁、「Webmin」の脆弱性を標的としたアクセスを観測
- 情報処理推進機構、「産業用制御システムのセキュリティ10大脅威と対策」を発表
- シェル「GNU/bash」に任意のコマンドが不正に実行される脆弱性
- シェル「GNU/bash」に任意のコマンドが不正に実行される脆弱性
- ネットワークアクセス管理ツール「PacketFence 7.0」リリース
- ネットワークアクセス管理ツール「PacketFence 7.0」リリース