シェル「GNU/bash」に任意のコマンドが不正に実行される脆弱性
2017年2月10日(金)
Linuxなどで広く利用されているシェル「bash」に脆弱性が発見された(CVE-2017-5932)。この脆弱性に対応するアップデートが公開されているため、ユーザは速やかにアップデートすることが推奨される。
この脆弱性は、「bash 4.4以降」に存在する。この脆弱性は、bashに存在する補完機能に問題があり、不正なファイル名のコマンドを実行されてしまう恐れがあるというもの。悪意のあるユーザに任意のコマンドを実行される恐れがあるため、ユーザはアップデートが強く推奨される。
この脆弱性に対応するアップデートは既にリリースされているほか、各ベンダーからアップデートが提供されているため、ユーザはアップデートの適用が必要。
(川原 龍人/びぎねっと)
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