「OpenBSD 6.9」リリース
2021年5月3日(月)
OpenBSD Projectは5月1日(現地時間)、 UNIX系OSであるOpenBSDの最新版、「OpenBSD 6.9」をリリースした。
「OpenBSD 6.9」では、開発初期段階ながらApple M1 MacにおけるOpenBSDマルチユーザ起動を実装したほか、powerpc64プラットフォームサポートの改善
ネットワークスタックのマルチコア対応を改善するなど、いくつかの機能強化が加わっている。
OpenBSDは、安全性を最重要視したBSD系統のOSで、「デフォルトインストールで高セキュリティ」という方針の下で開発が続けられている。 OpenBSD Projectによると、「長年に渡って、デフォルトインストールでのリモートセキュリティホールは2つだけ」だという。対応プラットフォームは、 Alpha、AMD64、i386、MIPS、PowerPC、SPARC、Zaurusなどとなっている。
「OpenBSD 6.9」はミラーサイトから入手できるほか、CD-ROMセットも用意されており、OpenBSDプロジェクトのWebサイトから注文することができる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
リリースノート
その他のニュース
- 2024/12/11 オープンソースのエミュレーター「QEMU 9.2」リリース
- 2024/12/10 systemdの代替を目指すサービスマネージャ「GNU Shepherd 1.0」リリース
- 2024/12/9 軽量なLinuxディストリビューション「manjaro 24.2」リリース
- 2024/12/9 JavaScript/TypeScript対応Webフレームワーク「Astro 5.0」リリース
- 2024/12/8 openSUSE project、「openSUSE Leap micro 6.1」をリリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。