グリーは10月18日、UnityおよびHTML5に対応したスマートフォンアプリの開発支援ソリューション「Lightweight SWF」(以下、LWF)をオープンソースソフトウェアとして公開した。
LWFは、独自ファイルフォーマットに基づくアニメーションエンジンで、Flashコンテンツから変換したアニメーションデータを、UnityとHTML5で再生できる。グリーでは、2012年北米やヨーロッパなどの地域でリリースしたモバイルソーシャルゲーム「Alien Family」や「Animal Days」の開発においてLWFを採用し、インタラクティブなアクションゲーム操作や、多彩なアニメーション表現、ユーザーインターフェース表現を効率的に実現した。
LWFの特徴は以下の通り。
- Flashプレーヤーに近い挙動により、Flash開発経験者の学習負担を大幅に軽減できる。
- Flashアーティストがエンジニアリングなしにアニメーションおよびユーザーインターフェースを作成することを可能とする。
- 既存Flashプレーヤーで不可能だった自由で高度なインタラクションの提供が可能。
- ユーザーインターフェース用とアニメーションエフェクト用といった複数の「LWF」データーを同時に再生、制御することが可能。