NEC、仮想化やビックデータ活用に最適なIAサーバ「Express5800シリーズ」4機種を発売
NECは9月13日、IAサーバ「Express5800シリーズ」において、最新のインテル Xeonプロセッサー E5-2600v2製品ファミリーを搭載し、ストレージなど周辺装置とのI/O性能を強化した2Wayラックマウント型サーバ2機種、ブレード型サーバ1機種、メニーコアサーバ1機種を発売した。
ラックマウント型サーバは、最新CPUの搭載や最大メモリ搭載量を従来比2倍に拡大することで処理性能を従来比30%向上するとともに、PCI Express 3.0に対応したRAIDコントローラによりI/O性能も強化したサーバの仮想化に最適な製品。
ビックデータ活用の基盤に最適なメニーコアサーバは、処理性能を従来比最大23%向上させたモデルなど、5モデルにラインアップを拡充した。インテル Xeon Phiコプロセッサーと組み合わせることにより、システム規模に合わせた性能選択を可能とした。
新製品および新機能の主な特長は以下の通り。
・サーバ仮想化に最適な2Wayサーバ(ラックマウント型、ブレード型)
最新インテルXeonプロセッサー E5-2600v2製品ファミリーを採用することで、処理性能を従来比最大30%向上。また、Microsoft Windows Server 2012 Hyper-Vの自動セットアップに対応したシステムセットアップユーティリティ「EXPRESSBUILDER Ver.7」を標準搭載しシステムのセットアップ作業を支援。
さらに、運用管理をサポートするEXPRESSSCOPE(R)エンジン3を強化し、OSの種類に依存しないネットワークのステータス監視や故障発生時のためのリモートKVMの録画機能をサポート。これによりシステムトラブルの迅速な解決が可能。
ラックマウント型「Express5800/R120e-2M、同/R120e-1M」(2U)では最新インテルXeon プロセッサー E5-2600v2製品ファミリーの搭載に加え、最大メモリ搭載量を従来比2倍に拡大。さらに、RAIDコントローラを強化、PCI Express 3.0に対応、データの読み書きを行うI/O性能を強化するとともに、キャッシュメモリにフラッシュメモリを採用しバックアップユニットの定期交換が不要。
・ビックデータの活用を加速するメニーコアサーバ
最新インテル Xeonプロセッサー E5-2600v2製品ファミリーを採用し、処理性能を最大23%向上。さらに、メニーコアサーバの最大の特長であるPCIボードへ搭載するインテル Xeon Phiコプロセッサーを3種類から選択可能で、システム規模に合わせた性能選択が可能。
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