ソニックス、テストプラットフォーム「Scirocco Cloud」の新ユーザーインターフェースを提供開始

ソニックスは7月1日、同社の提供するクラウドベースのテストプラットフォーム「Scirocco Cloud（シロッコ・クラウド）」において、新しいユーザーインターフェースの提供を開始した。

Scirocco Cloudは、多様なAndroid端末をブラウザから操作できるクラウドベースのモバイルテストプラットフォーム。今回、利用者からの要望を反映し、デザイン性を向上させると共に、使いやすさも大幅に改善している。

主な改善内容は以下の通り。

• 端末操作画面とメニュー画面を分割：
  端末操作画面とメニュー画面を左右に分割することで、画面を下へスクロールすることなく端末操作、テスト実行、レポート結果を見ることができる。
• 実端末に近い画面デザイン：
  画面下部に表示されていた各操作ボタンを、画面上部とメニュー画面内に配置。画面下部には、「戻る」「ホーム」「メニュー」のみとなり、より実端末に近いデザインと操作性を実現した。
• 「Big Screen Mode」とメニュー画面の拡大を追加：
  ボタン一つで端末画面サイズの拡大が可能。また、メニュー画面も必要に応じて表示領域の拡大が可能。
• レポート画面の切り替え：
  レポートは、「Recent」「History」「Parallel」のボタンから素早く表示の切り替えが可能になった。
• ピンチイン＆ピンチアウト：
  「altキー」をクリックしながらカーソルを動かすことで、ピンチイン、ピンチアウトが出来るようになった。
• ポップアップ表示から各種情報を参照可能に：
  画面キャプチャーや自動テストを実行した際、画面上に表示されるポップアップをクリックするだけで、メニュー画面部分に表示がされ結果の確認がすぐにできるようになった。
• 端末選択画面：
  　・リストビューとグリッドビューから選択
  　・推奨端末10機種のアイコン表示に加え、フリープランで利用可能な機種にもアイコンを表示。

9月30日までは、従来のインターフェースと並行利用できるよう、UIの切り替えボタンを実装している。年10月1日より新ユーザーインターフェースに完全移行予定。