GMOクラウド、ネイティブアプリからブラウザアプリまでサポートするSDK「Marmalade」の国内販売を開始
GMOインターネットグループのGMOクラウドは7月1日、英国のMarmalade Technologies Ltd.(以下、Marmalade社)が開発・ライセンス提供する、クロスプラットフォーム対応のSDK(ソフトウェア開発キット)「Marmalade(マーマレード)」の日本での販売に関して同社と契約を締結し、国内のゲーム開発者向けに販売を開始した。
Marmalade社の提供するクロスプラットフォーム対応のSDK「Marmalade」は、ワンソースで様々なプラットフォームに対応したゲーム・アプリ開発が可能なため、開発の手間と時間を格段に節約できるとして、世界151カ国で多くの開発者に利用されている。
「Marmalade」は、iOSやAndroidといったネイティブアプリからウェブブラウザアプリまで、様々なプラットフォームに対応した、高速かつ信頼性の高いクロスプラットフォームSDK。単一のソースコードでiOSやAndroidといったモバイルプラットフォームへのアプリ移植を簡単に行うことができる。オープンスタンダードなプログラミング言語であるC++で作成されているため、ゲーム開発者が慣れ親しんだ環境で開発できるほか、過去にC++で作成した資産を再利用することも可能。
また、様々なニーズに対応できるよう、iOSアプリの製作に利用されるプログラミング言語のObjective-Cや、C++との親和性が高い軽量かつ高速なスクリプト言語Lua、ウェブアプリケーション製作のためのHTML5も利用できる。
さらに、「Marmalade」の利用者向けに、iOS用に製作されたアプリをAndroid向けに簡単に移植できる「Marmalade Juice」、GUIを利用しゲーム開発速度を加速させる「Marmalade Quick」も提供する。両サービスともに「Marmalade」のライセンス費用のみで利用でき、追加費用は必要ない。
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