Google、オープンソースのプログラミング言語「Go 1.12」をリリース
2019年3月3日(日)
Googleは2月25日(現地時間)、オープンソースのプログラミング言語Goの正式版、「Go version 1.12(Go 1.12)」をリリースした。
Goは、Pythonのようなダイナミック性と、C/C++のようなコンパイル言語の特徴を併せ持ったプログラミング言語。コンパイラとランタイムライブラリから構成されており、短時間でコードのコンパイルが可能。並列プログラミングもサポートしている。インタプリタ言語とコンパイル言語の長所を採り入れ、新たなポジションの確立を目指している。
Go言語は、Windows、Mac OS X、FreeBSD、Linux、Androidのほか、DragonFly BSDやSolarisに対応している。「Go 1.12」は、TLS 1.3を準備的にサポートしたほか、ランタイムの強化、モジュールやライブラリの強化など、複数の機能強化が加わっている。また、「Go 1.12」ではWindows/armをサポートし、Raspberry Pi 3などのWindows 10 IoT Core/Arm(32bit)でも利用できるようになった(FreeBSD 10.x、macOS 10.10 Yosemiteは「Go 1.12」をもってサポートが打ち切られる)。
「Go 1.12」は、Linux版とMac OS X版がWebサイトに公開されている。ライセンスはBSDベースの独自ライセンスとなっている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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