Linuxファイアウォール管理ツール「firewalld 1.1」リリース

2022年3月5日(土)

 Linuxファイアウォール管理ツール「firewalld 1.1」が2月5日(現地時間)、リリースされた。

 「firewalled」は、nftの代替として機能するファイアウォール。Pythonで実装されており、Linux kernelのnetfilterのフロントエンドとして機能する。IPv4/IPv6、ファイアウォール設定、イーサネットブリッジ、IPセットをサポートし、nftの代替として機能する。

 「firewalld」は以前はiptablesをデフォルトのバックエンドとして利用していたが、「firewalld 1.0」よりiptables、ebtables、ipsetともにオプションとなっている。「firewalld 1.1」では、HTTP/3の追加サポート、Apple Filling Protocol(AFP)のサポート、NFLOGターゲットのサポート,LOG属性へのerror/checksの追加など、いくつかの機能が追加されている。

 「firewalld」は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
GitHub

※本ニュース記事はびぎねっとITニュースから提供を受けて配信しています。
転載元はこちらをご覧ください。

Think ITメルマガ会員登録受付中

Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think ITメルマガ会員のサービス内容を見る