Internet Explorer のサポートポリシーが変更、IPAがバージョンアップを推奨
2015年12月23日(水)
情報処理推進機構は12月15日、MicrosoftのWebブラウザ「Internet Explorer」のサポートポリシーが2016年1月12日(米国時間)より変更されることから、一般利用者や組織のシステム担当者らに対し、注意喚起を行った。
2016年1月12日(米国時間)を過ぎると、Microsoftが提供するInternet Explorerのサポート対象が「各Windows OSで利用可能な”最新版のみ”」にポリシー変更される。サポート対象外となるInternet Explorerは、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなる。
サポートポリシーの変更に伴って、利用者はInternet Explorerが最新版であることが求められる。そのため、Windows Updateの実施により、最新バージョンに更新する必要が生じる。その後バージョンを確認し、表の記載に該当しない場合はMicrosoftの公式ページからサポート継続バージョンのInternet Explorerをインストールする必要が生じる。
Windows OS別のサポートが継続されるバージョンは以下の通り。
○Windows Vista SP2 ⇒ Internet Explorer 9
○Windows 7 SP1 ⇒ Internet Explorer 11
○Windows 8 ⇒ なし(2016年1月12日にサポート終了)
○Windows 8.1 Update ⇒ Internet Explorer 11
○Windows 10 ⇒ Internet Explorer 11
など(Windows Serverについてはアナウンス参照)。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
アナウンス(IPA)
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