Cライブラリのglibc最新版、「glibc 2.32」リリース
2020年8月9日(日)
GNU Projectは8月6日(現地時間)、UNIX系OSなどで広く利用されているCライブラリであるGNU C library(glibc)の最新版、「glibc 2.32」がリリースされた。glibcは、C言語で記述されたプログラムで利用される関数のフリーなライブラリであり、Linuxでは事実上の標準実装となっている。
「glibc 2.32」では、Unicode 13がサポートされ、文字のエンコード・型情報などのアップデートなども施されている。その他、複数のAPIにGCC ‘access’属性が付加されるなど、機能の強化・改善や不具合の修正が施されている。
「glibc 2.32」のソースコードは、GNU Projectのダウンロードページや、ミラーサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
GNU C library(glibc)
アナウンス
その他のニュース
- 2024/12/1 Armシングルボード向けLinuxディストリビューション「Armbian 24.11」リリース
- 2024/12/1 デスクトップ環境「cinnamon 6.4」リリース
- 2024/11/30 オープンソースのメールクライアント「Thunderbird 128.5.0esr」リリース
- 2024/11/29 さくらインターネット、生成AI向けプラットフォームサービスの開発開始を発表
- 2024/11/28 デスクトップ環境向けLinuxディストリビューション「elementary OS 8(Circe)」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。