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PCもスマホが不要な一体型VRヘッドセットは2017年後半に登場?

2017年3月27日(月)
Mogura VR
本記事はVR専門メディア「Mogura VR」から提供されているもので、国内外のVR関連情報をいち早く、正しく、分かりやすくお伝えします。
気が付けば本連載も、今回で今年度の最後となります。今週は、VR・ARに関する実用的な話題が盛り上がりました。B2BでMRを用いる活用事例やVRでの旅行ビジネスなど、ビジネス面での事例はどれも参考になるものばかりです。

世界初のMR歯科治療シミュレーションシステムを開発!!実習模型にCGを重ね歯科手術のトレーニング MR技術を活用

ソフトバンクグループのリアライズ・モバイル・コミュニケーションズとモリタは、世界初のMR歯科治療シミュレーションシステムを開発しました。このシステムでは、現実で練習模型を用いたトレーニングを行いつつ、バーチャルのCGとしてガイドを表示する、MRトレーニング環境を実現しています。また、患者のモデルや歯科医、歯科機器の位置をリアルタイムで追跡するセンサーを備えています。これにより、裸眼では見られない情報をCGとして表示したり、傷つけてはいけない部分をわかりやすく表示する、といったことができます。また施術者は、CG画像を参照して施術の深さや方向が計画通り進んでいるかを確認することもできます。

本システムは、3月21日から25日にかけてドイツ・ケルンで開催された世界最大の歯科業界の展示会「第37回ケルン国際デンタルショー」にてデモンストレーションを実施しました。歯科領域では、子どもたちに歯の教育をするVRビデオゲームや、VRシミュレーションで歯科の学生を訓練するなど、今までにもVR/AR技術が採用されてきました。今回開発されたMRトレーニングでは、仮想空間のCGガイドを見つつ、現実の実習模型に治療を施せるという利点があります。

また歯科以外にも、VR/AR/MRトレーニングはさまざまな領域で行われています。例えば航空業界では、Dassault AviationがVRを使用したメカニックの訓練を行っていますし、また住宅リフォームや家電を扱うチェーンを展開するLowe’sは、VRトレーニングによるDIYの改善サポートを行っています。

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実習模型にCGを重ね歯科手術のトレーニング MR技術を活用
http://www.moguravr.com/vr-mr/

2016年の英国のVRゲーム市場は、約85億円程度と推定

英国のビデオゲーム/インタラクティブ・エンターテイメント業界の団体組織であるUkieより、2016年の英国のゲーム市場報告が公開されました。本報告によると、2016年の英国のゲーム市場規模は43億3,000万ポンド(約6,060億円)であり、この内の6,130万ポンド(約85億円)をVRが占めることが明らかにされました。

Ukieが年次報告の中でVRを含めたのは、今回が初めてのことです。報告によると、今回の6,130万ポンドという市場規模は、Oculus Rift、HTC Vive、PlayStation VRやその他モバイル型のヘッドセットが消費者市場に流通し始たことによるもので、また、VRによりグラフィックカードの販売数増加につながったとも言及されました。

UkieのCEOであるDr Jo Twist氏は、2016年にはVRヘッドセットが一般の消費者市場に登場したことに加え、英国内のeスポーツの盛り上がり、10億ポンド(約1,400億円)近くなったモバイル市場の成長などを挙げ、大きな市場であるということを紹介しています。

今回公開された報告書は、市場規模について明確な数字で言及したものになりました。立ち上がりに懸念の声も大きいVR市場なだけに、イギリス以外の国においても市場規模に関するデータの公開に期待したいところです。

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2016年の英国のVRゲーム市場、約85億円程度と推定
http://www.moguravr.com/vr-game/

コストはかかるものの、PCもスマホも不要 一体型VRヘッドセットは2017年後半に登場の見通し

PCやスマートフォンを使うことなく、装着するだけで高品質なVR体験が可能になる「一体型」VRヘッドセットが2017年後半に市場に投入される見通しです。モバイル向けチップセットメーカーのクァルコムは、メーカー各社に一体型VRヘッドセットの参考モデル(リファレンスモデル)を提供しています。このVR開発キットは、モバイル端末だけでなくVRにも対応するように設計された、同社最新のモバイルプロセッサSnapdragon 835が採用されています。

オールインワン型のヘッドセットは、VRに最適化した設計をすることができるという利点がある一方で、高いコストが懸念点の1つとして挙げられています。高品質のVR体験を実現するためには、スマートフォンと同等のハードウェアを組み入れる必要があり、結果として新型のスマートフォンと同等のコストが必要となってしまうからです。

位置トラッキングとハンドトラッキングが可能な一体型VRヘッドセットは、クァルコム以外にもインテルがリファレンスモデル「Project Alloy」を開発しており、こちらもパートナー企業から2017年中の発売を目指していると発表されています。

また一体型ではなく、ハイエンドなVRヘッドセットをワイヤレスにする周辺機器は、2017年4月以降発売される見通しとなっています。ハイエンドなVR体験がさらに手軽になり、ケーブルから開放されるまで、もはや秒読みになっていると言えるのではないでしょうか。

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PCもスマホも不要 一体型VRヘッドセットは2017年後半に登場か
http://www.moguravr.com/vr-headset/

写真一枚で顔がアバターになるソーシャルVRアプリ「EmbodyMe」無料配信!将来には日常のすべての行動をVRで!

一枚の顔写真から自分そっくりそのままの3Dモデルを自動で生成し、その3Dモデルを自分の動きに合わせてVR空間で動くようにし、本当にその人と話しているかのような感覚でさまざまなコミュニケーションができるのが、VRアプリ「EmbodyMe」です。Paneo株式会社は、このアプリをSteam、Oculus Storeで無料配信しました。

顔写真が一枚あれば、自分だけでなく、簡単に有名人や友達になりきったり、性別を変えたりと、なりたい自分に変身することができます。VRのアバターは、ユーザーの実際の手や身体の動きや表情をリアルタイムで反映し、その人がその場にいるかのような存在感を実現します。表情を変えながら話したり、握手をしたり、パンチをし合ったり、現実同様のコミュニケーションがそのまま可能です。また風船で空を飛んだり、矢が刺さったりと、現実ではありえないコミュニケーションも楽しめます。さらに、出会った人と記念写真を撮ったり、一緒に歌を歌ったり、ダンスをした様子を動画で撮って、FacebookやTwitterにシェアすることもできます。

EmbodyMeを開発したPaneo株式会社は2016年6月に設立し、インキュベイトファンドから9,000万円の資金調達を受けています。

目標としては、日常の行動がすべて「EmbodyMe」に置き換わる世界の実現を掲げています。人と会って話す、洋服を買いに出かける、学校で勉強をするなどの行動を、「EmbodyMe」を使うことによって、時間やお金をかけないようにし、人間の生活を大きく変えたい、とのこと。

そのために、今後の方針として「EmbodyMe」のアバターがさまざまなサービス、ビジネスで使えるようなプラットフォーム展開を予定しています。たとえば、遠くからでも実在感をもって会議ができるようなビジネス向けサービスや、オンラインでも洋服の試着ができるようなサービスを考えていると述べています。

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自分の顔がアバターに ソーシャルVRアプリ『EmbodyMe』無料配信
http://www.moguravr.com/embodyme-vr/

採用から知る企業動向、Oculusのリサーチ部門、視覚科学や生理光学の研究者の募集を行い、広範囲な分野での展開を狙う?

企業の採用情報を見ると、各企業が将来的に何に取り組もうとしているのか、間接的に知ることができます。PC向けのVRヘッドマウントディスプレイを開発しているOculusは、新たに視覚科学や知覚心理学の基礎科学・応用研究を担う研究者を募集を始めました。

今回掲載された求人情報では、視覚科学や生理光学に関する研究者を募集しています。視覚科学、ディスプレイ、知覚心理学の未解決の問題、また最先端のVR/ARを開拓する科学的課題に取り組んでいく、とされています。

求められる業務としては、基礎研究から製品の方向性にも関わる研究に携わることが挙げられており、学術研究機関との共同研究も行われているところ。採用者は、ワシントン州・レドモンドのOculus Research知覚科学チームでポスドクとして働くことになります。

Oculusの親会社であるFacebookは、開発者会議などでもVRと合わせてARに言及しています。現在、同社が発売しているのはVRヘッドマウントディスプレイのみですが、今回の研究職などに見られるようにARの研究開発も、視野に入れ、機械工学だけでなく広範な分野で行おうとしています。具体的な製品に結びつくのかは不明ですが、どのような形でこうした研究成果が表れるのか、注目したいところです。

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採用から知る企業動向 Oculusのリサーチ部門、視覚科学や生理光学の研究者を募集
http://www.moguravr.com/oculus-recruit-vr/

HISがイオンのVRアミューズメント施設でイタリア・スペイン・ハワイの擬似旅行体験会を開催!

埼玉県にある常設型VRアミューズメント施設「イオンレイクタウンVR Center」は、3月25日・26日の2日間、株式会社エイチ・アイ・エス(以下HIS)とコラボレーションし、VR旅行体験会を開催しました。

VR旅行体験は、VR空間内で観光地を擬似旅行体験するコンテンツで、今回のVR旅行体験会では、イタリア・スペイン・ハワイの3つの観光地をVRで旅行することができます。具体的なスポットとして、ローマのコロッセオや、バルセロナのサグラダ・ファミリアなどをVRで旅行できることが明らかとなっています。

また、体験者は簡単なアンケートに答えることで日帰りバスツアーなどが当たる抽選会に参加することができます。さらに3月中、この体験を通じてHISの旅行の契約をした人には、旅行代金が割り引きになるクーポンが贈呈されるとのことです。

本ニュースの詳細はこちら:
海外旅行を疑似体験 HIS、イオンのVRアミューズメント施設で擬似旅行体験会
http://www.moguravr.com/aeon-laketown-vr-center-his/

※本ニュース記事は「Mogura VR」から提供を受けて配信しています。
転載元はこちらをご覧ください。

VR専門メディア「Mogura VR」は、VRに関する国内外の情報を早く、正しく、わかりやすくお伝えします。「PlayStation VR」「Oculus Rift」などの最新情報から専門家インタビュー、ゲームやアプリのレビュー、初心者ガイドまで幅広く扱っています。

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