注目のVRヘッドセット/AIを使った3D生成の新たな動き

先週は米国・サンフランシスコでゲーム開発者会議が開催されました。ゲーム業界のイベントではあるので、XR分野での新発表はありませんでしたが、周辺ではアップデートなどが盛んに行われています。
世界最軽量の新型VRヘッドセットが登場
世界最小クラスのPC用VRヘッドセットBigscreen Beyondの最新モデル「Bigscreen Beyond 2」「Bigscreen Beyond 2e」が発表されました。注文受付は開始されており、2025年4月より出荷されます。
本ニュースの詳細はこちら:
本体重量107g 超小型VRヘッドセット「Bigscreen Beyond 2」が予約開始 、アイトラッキング搭載モデルも発表
https://www.moguravr.com/bigscreen-beyond-2/
新しい3D生成AIシステムが登場
Robloxが新しい3D生成AIシステム「Cube 3D」を発表しました。同社はこの基盤モデルをオープンソース化し、Roblox内外を問わずクリエイターがテキスト入力から3Dアセットや環境を生成できるようにします。あわせてRoblox Studio内でのメッシュ生成ベータ版とバーチャル空間内Lua APIが今週から利用可能になると発表しています。
本ニュースの詳細はこちら:
Robloxがオープンソース3D基盤モデル「Cube 3D」を発表 生成AIを使ってテキストから環境や3Dアセットを作成
https://www.moguravr.com/roblox-cube-3d-ai-system/
屋外でのAR体験が進化、SnapのSDKがアップデート
Snapは、開発者向けARグラス「Spectacles」の新機能アップデートを発表しました。今回のアップデートでは、GPS、GNSS(全地球測位衛星システム)、コンパス方位などの地理位置情報を活用した機能が追加され、位置情報ベースの屋外AR体験の精度が向上しています。
本ニュースの詳細はこちら:
Snapの開発者向けARグラス「Spectacles」がアップデート 地理位置情報活用で屋外ARの精度が向上
https://www.moguravr.com/snap-spectacles-geo-location-update/
Meta Quest 向けのSDKが注目のアップデート
Meta Quest向けSDK(ソフトウェア開発キット)のv74アップデートの詳細が発表されました。ハンドトラッキングの「マイクロジェスチャー」や、Audio To Expressionの改善といった更新が実施されるほか、開発者のパススルーカメラへの権限付与などの導入が告知されています。
本ニュースの詳細はこちら:
Meta Quest開発者向けアップデート内容(v74)発表 コントローラーを使わず指による細かな操作が可能に
https://www.moguravr.com/meta-quest-sdk-v74/
※本ニュース記事は「Mogura VR」から提供を受けて配信しています。
転載元はこちらをご覧ください。
連載バックナンバー
Think ITメルマガ会員登録受付中
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- 2023年第4四半期のVR/ARヘッドセット出荷数は前年比で倍に/軽量小型VR「Bigscreen Beyond」の日本向け出荷スタート
- 軽量小型VR「Bigscreen Beyond」都内で体験会/Unreal EngineがAppleの「Vision Pro」に対応
- ナイキが新プラットフォーム「.Swoosh」発表/独で2年ぶりにMeta Quest販売再開へ
- 空間コンピューティングの時代が始まった2024年を振り返ってみる
- 「Roblox」オープンベータ版がMeta Questに登場。リリースは数週間以内
- Metaがテンセントと暫定合意、中国で新型VRヘッドセット発売か
- VRヘッドセットのシェアが変化/フォトナのUEFNで一人称視点など
- Unity 6発表/visionOS 2がリリース/HTCからも新デバイス
- 日本発のアバターファイル形式「VRM」が国際標準化へ
- Meta ConnectでXR・メタバースに関わる発表多数