連載 [第4回] :
  Elastic{ON} 2018レポート

ElasticのVPたちが有料ソフトのコードをオープンにした意義を語る

2018年3月22日(木)
松下 康之 - Yasuyuki Matsushita
Elastic{ON} 2018でElasticのグローバルマーケティング担当、プロダクト担当のVPに、インタビューを実施。有償ソフトのコードを公開した意義を聞いた。

写真で見るElastic{ON} 2018

最後に、カンファレンスの盛り上がりを、いくつかの写真とともにお伝えしたい。

Elasticのカンファレンスに参加する理由は、Elasticのプロダクトのことをもっと知りたいからだろうということで、Ask me Anythingというコーナーが展示スペースの中央に設けられており、ここでは常にエンジニアと参加者が対話している姿が目についた。この辺も、エンジニアにとってElasticのプロダクトをもっと使ってもらうという姿勢が見えたといえる。

Ask me Anythingのコーナーは常に人だかり

Ask me Anythingのコーナーは常に人だかり

他にもElasticのエンジニアが様々なプロダクトについてデモを交えて紹介するFeature Loungeも常に盛況であった。

ここではデモを交えてプロダクトを知ることができる

ここではデモを交えてプロダクトを知ることができる

展示スペースには、休憩を取るためのテーブルと椅子が用意されている。

展示スペースに設けられたテーブルと椅子。ランチもここで

展示スペースに設けられたテーブルと椅子。ランチもここで

またSpotlight Theaterと呼ばれる小さな部屋では、様々なユースケースが紹介されていた。このレーストラックは、走る車のデータをメトリックスとして取り込んでリアルタイムで可視化するデモに使われていた。

レーストラックのデータを収集

レーストラックのデータを収集

可視化はKibanaで実行し、即座にデータを確認することができる。

テレメトリーを可視化

テレメトリーを可視化

よく作り込まれているが冗長ではないセッションと、質問のできる場所の設定など、IT系カンファレンスとして完成度の高さを感じたカンファレンスであった。Elasticのプロダクトをより深く知りたいのであれば、次回の参加をお勧めする。

著者
松下 康之 - Yasuyuki Matsushita
フリーランスライター&マーケティングスペシャリスト。DEC、マイクロソフト、アドビ、レノボなどでのマーケティング、ビジネス誌の編集委員などを経てICT関連のトピックを追うライターに。オープンソースとセキュリティが最近の興味の中心。

連載バックナンバー

ミドルウェアインタビュー
第4回

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