サムスンが「スマートコンタクトレンズ」特許取得 周囲の撮影も可能

先週もVR/ARに関するニュースが多数報じられました。なかでもサムスンによるスマートコンタクトレンズの特許取得に関するニュースが注目を集めました。

スマートコンタクトレンズは、通常のコンタクトレンズと同じように装着します。スマートグラスと異なり、レンズ外に視線を動かした際、情報が見られなくなる問題が発生しないことが特徴です。

そのほか、マイクロソフトの新型MRデバイス「HoloLens 2」に関する報道など、AR/MR関連のニュースが盛り上がった週となりました。

目に入れるだけのAR？ サムスンが「スマートコンタクトレンズ」の特許を取得

サムスンが、米国特許商標庁に「スマートコンタクトレンズ」と思われるデバイスの特許を出願・取得していたことが判明しました。スマートコンタクトレンズは、一般のコンタクトレンズと同じように目に入れて装着するもので、カメラが内蔵されており、周囲の撮影も可能です。

2019年8月現在、スマートコンタクトレンズがサムスンから正式に発売されるかは明らかになっていません。

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目に入れるだけのAR？ サムスンが“スマートコンタクトレンズ”の特許を取得
https://www.moguravr.com/samsung-smart-contact-lens/

脳スキャンでコントロール フェイスブックが新技術を開発中

フェイスブックのAR/VR研究部門が、ARグラス用のブレインスキャニング技術を開発していることが明らかになりました。公式ブログによれば、最終的には同技術を活用した入力デバイスの完成が目的であるとのこと。

現在同社は、近赤外線イメージングを活用したプロトタイプデバイスを制作しています。入力の操作に「BCI（Brain-Computer Interface）」を使うと、ユーザーは頭の中で必要なことを考えるだけで入力が可能となります。10年単位の時間が必要ではあるが、将来的には実現可能であると説明しています。

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脳スキャンでコントロール フェイスブックが新技術を開発中
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製品リリース近づく？HoloLens 2が米国で認証取得へ

マイクロソフトが米国連邦通信委員会（FCC）に出願した書類が公開されました。FCCは通信や電波の利用を管理する組織で、アメリカ国内で無線機器を内蔵したデバイスの販売を行うには、FCCの承認が必要になります。出願内容から、HoloLens 2の発売が近いと推察されます。

マイクロソフトは2019年2月に「HoloLens 2」を発表。年内の発売を予定していますが、詳細な日程は今のところ未定です。

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製品リリース近づく？HoloLens 2が米国で認証取得へ
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ARグラスと網膜下に埋め込んだチップで視力回復 仏企業が開発

フランスのスタートアップPixium Vision社は、ARデバイスを使って目の疾患である加齢黄斑変性を治療するシステム「Primaシステム」を開発しました。Primaシステムは、小型でワイヤレスの光電池式網膜下インプラントを使用。3チップを視細胞の位置に直接埋め込みます。

5名の患者を対象にした臨床試験の結果、視力0.05以下の被験者の過半数が、文字や文字列を識別できるレベルに視力が回復した一方、副作用はみられませんでした。今後欧州及び北米市場でのリリースを目指しています。

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ARグラスと網膜下に埋め込んだチップで視力回復 仏企業が開発
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