VR/AR標準仕様「OpenXR」正式公開へ Oculus等が対応

先週もVR/ARに関するニュースが多数報じられました。なかでも注目すべきは、VR/ARの標準仕様「OpenXR」の正式公開でしょう。

OpenXRはさまざまなVR/ARプラットフォームでのデバイス・アプリ間の仕様を標準化する取り組みです。OpenXRによる標準化が進むことで、アプリケーションデベロッパーは、現在はデバイスごとに行う必要のあるアプリのコード調整が不要になります。

一方、AR関連ではアップルによるiPhoneやiPad等を利用した「ARカーナビ」の特許情報が公開されました。この「ARカーナビ」は「iPhoneやiPad『以外』のポータブル端末にも実装可能」との記載があり、噂のAppleのスマートグラスに搭載される可能性も示されています。

VR/ARの標準仕様「OpenXR」正式公開 Oculus等が対応へ

VR/ARの主要企業が集うクロノス・グループにより策定が進められていた、さまざまなVR/ARプラットフォームでのデバイス・アプリ間の仕様を標準化する「OpenXR 1.0」が無料公開されました。OpenXR 1.0の公開に伴い、マイクロソフトやOculus、Epic GamesなどはOpenXR 1.0への対応を表明しています。

この取り組みを進めていたOpenXRワーキンググループは、2017年初めに結成されました。その後参画企業を拡大し、2018年8月SIGGRAPH 2018にて初めてのデモを公開。2019年3月には暫定仕様が公開されていました。

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iPhoneやiPadで「ARカーナビ」、アップルの特許情報が明らかに

アップルによるiPhoneやiPad等を利用した「ARカーナビ」の特許情報が公開されました。出願内容によれば、モバイル端末のカメラで道路情報を取得・解析し、実際の道路映像の上に、直進道路のハイライト強調、曲がる際の矢印などのナビゲーションをリアルタイムで表示します。

現在のカーナビは地図上にナビゲーションが映し出されますが、本システムでは実際の道路映像に直接ナビゲーション指示が表示されるため、道路情報をより迅速に理解することができるとのこと。

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iPhoneやiPadで「ARカーナビ」、アップルの特許情報が明らかに
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ソニーが「円筒型透明スクリーンディスプレイ」開発、3D CGを360度投影

ソニー株式会社は、3DCGの映像を円筒スクリーンに投影可能な「円筒透明スクリーンディスプレイ」を開発しました。本製品に3DCGの映像を投影することで、360度どこからでも映像を見られるようになります。

一般に光は透明な物体を透過するため、透明ディスプレイはその透明度と投影された映像の輝度を両立するのが困難とされています。今回ソニーが実現したディスプレイは、透明度の高さと高輝度を両立させるもので、高輝度の3D CG映像の表示を実現しています。

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ソニーが“円筒型透明スクリーンディスプレイ”開発、3DCGを360度投影
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画面に触れずに操作も GoogleのPixel4に新型センサー搭載

Googleは新型スマートフォン「Pixel4」にレーダーベースのモーション認識センサー「Soliレーダー」を搭載すると発表しました。同センサーを活用することで、ディスプレイに触れなくても画面操作を行える機能「Motion Sense」が搭載されます。

ディスプレイに触れずにジェスチャーで音楽再生のスキップや、アラームのスヌーズ解除、通話切断といった操作ができます。また将来的には、機能拡張も予定されています。

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画面に触れず操作 Googleの新型Pixel4には新型センサー搭載
https://www.moguravr.com/google-soli-radar/

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