アップルがARに干渉できる新特許を出願、新型ARグラスは共同開発との噂も

先週もVR/ARに関するニュースが多数報じられました。なかでも注目なのはアップル周辺のAR関連のニュースでしょう。ARに干渉できる新たな特許や、新型ARグラスの開発をValveと共同で行っているという噂が報道されました。

一方VR関連では、Varjo社の人の目レベルの超高解像度VRデバイス「VR-2」の国内販売が開始されたニュースが話題となりました。前モデルのVR-1と比較して、映像面でのクオリティ改善やSteamVRへの対応などが行われています。

アップルの「ARに干渉できる」新特許が公開

アップルが米国特許商標庁に新型デバイスとAR/VR/AV（Augmented Virtuality、「拡張された仮想性」）に関連すると思われる特許を、新たに出願しました。ディスプレイ上に表示された仮想オブジェクトに対してユーザーが干渉でき、現実にある物体と仮想オブジェクトの区別がつきやすくなるものです。

2019年11月現在、今回発表された特許がアップルの新製品に実際に導入されるかどうかは判明していません。仮に導入されるとすれば、現在同社が開発を進めていると推測される「ARグラス」が候補になると考えられます。

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アップルの「ARに干渉できる」新特許が公開
https://www.moguravr.com/apple-ar-patent-3/

アップルの新型ARグラス、Steam運営のValveと共同開発か

アップルが新型ARグラスの開発を、ゲーム配信プラットフォームのSteamを運営するValveと共同で行っているという噂が浮上しました。Valveは、2019年6月にはPC向けのハイエンドVRヘッドセット「Valve Index」を発売し、注目を集めました。

また台湾系メディアのDigiTimesは「台湾ODMメーカーPegatronとQuanta Computerが新型ARグラス関連事業に参加している」ともコメントしています。現在アップルとValveの共同開発について、実情は不明です。

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アップルの新型ARグラス、Steam運営のValveと共同開発か
https://www.moguravr.com/apple-valve-ar-glasses/

プログラミング不要のAR制作ツール「Adobe Aero」リリース

Adobeは、iPhoneおよびiPadでARコンテンツを制作できる「Adobe Aero」を発表、リリースしました。Adobe Aeroは現実空間に3Dオブジェクトを重ね合わせ、ARコンテンツを作り出せるツールです。

さらに同社の「Photoshop」「Illustrator」「Adobe Dimension」「Substance」などのクリエイティブツール、「Cinema 4D」などサードパーティー製アプリで作成した3Dモデルや2Dアセットを読み込んで自動的にARに最適化し、3Dオブジェクトを作成できます。

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プログラミング不要のAR制作ツール「Adobe Aero」リリース、アドビから
https://www.moguravr.com/adobe-aero/

人の目レベルの超高解像度VRデバイス「VR-2」国内販売開始

株式会社エルザ ジャパンは、フィンランドVarjo社の新型VRヘッドセット「VR-2」の国内販売を11月8日より開始しました。VR-2は海外でも販売が開始されており、海外向け価格は端末単体で4,995ドル（約54万円）。国内での製品購入や納期については、要問合せとなります。

「VR-2」は、2019年2月に発売した「人の目」レベルの高解像度VRヘッドセット「VR-1」に続く、Varjo社の新製品です。VR-1の性能をさらに向上させ、より滑らかな合成や人の目レベルの映像領域を広げるなど、主に映像面でのクオリティを改良しています。VR-2はSteamVRにも対応しており、SteamVRのVRコンテンツを体験することができます。

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人の目レベルの超高解像度VRデバイス「VR-2」国内販売開始
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