超高解像度VRのVarjoが「Varjo Reality Cloud」発表、メタバース構築を目指す

先週もVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。なかでも注目なのは、超高解像度VR/ARヘッドセットを開発するVarjoによる「Varjo Reality Cloud」の発表でしょう。2021年内にリリースの予定で、Varjoの考えるメタバース（多人数参加型の仮想世界）構築を目指します。

Varjoはフィンランドに本拠地を置く企業であり、産業向けに「人の眼レベルのVR」と呼ばれる極めて高い解像度のVR/ARヘッドセットを開発していることで知られています。2020年末にはVRヘッドセット「VR-3」に加え、LiDARセンサー等を搭載したVR/ARヘッドセット「XR-3」を発表しています。

Varjoが「Varjo Reality Cloud」発表 現実とVRが融合したメタバースの第一歩

Varjoは「Varjo Reality Cloud」を発表しました。同社の超高解像度VR/ARヘッドセット「XR-3」のカメラやセンサーで周囲をスキャンし、遠隔地にいる人や空間をリアルタイムで目の前に出現させます。

Varjoはプレスリリースにて、「リアルタイムで共有される現実は、これまでにない幅広いコラボレーションや未来のメタバース（多人数参加型の仮想世界）への道を切り開き、人々の仕事、交流、遊びのあり方を一変させるでしょう」とコメントしています。

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超高解像度VRのVarjoが「Varjo Reality Cloud」発表、現実とVRが融合したメタバースの第一歩
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Adobeから「Substance 3D Collection」登場 3DCGでデザインの可能性を広げる

Adobeは3DCG制作ツール「Adobe Substance 3D Collection」を発表しました。3D制作の初心者からプロまでを対象にしており、3Dデザインをサポート。サブスクリプションで利用できます。

また、3Dモデリングツール「Substance 3D Modeler」がプライベートベータとして提供されます。詳しい説明はありませんが、こちらはAdobeがOculusから引き継いだVR造形ツール「Medium」の後継にあたるものと思われます。

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Adobeから「Substance 3D Collection」登場 3DCGでデザインの可能性を広げる
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アップルの新たなVR関連特許が判明 ヘッドセットの固定をスムーズに？

アップルは米国特許商標庁（USPTO）に、VR関連と推測される「アジャストメカニズム付きのHMD」の特許を出願しました。モーター付きのアジャスト機構によって、ヘッドセットを最適なポジジョンに素早くフィットさせる技術のようです。

2021年6月現在、大多数のVRヘッドセットはヘッドバンドの位置調整を手動で行う必要があります。この技術が実用化されて調整が自動化されれば、この手間が減少し、利便性は大きく向上することでしょう。

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アップルの新たなVR関連特許が判明。ヘッドセットの固定をスムーズに？
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フェイスブックとARメイク大手のパーフェクトが提携 Instagramに導入

フェイスブックは、ARメイクサービスを展開するPerfect Corp.との業務提携を発表しました。API連携を行うことにより、InstagramとFacebook上でARを活用したバーチャルメイク機能を提供します。

この提携による取り組みの第1弾として「Lakme India」と「ローラ メルシエ」がInstagramのショッピング機能内でバーチャルトメイクを導入します。バーチャルメイクはリップ商品からはじまり、今夏には他の商品カテゴリーも対応する予定とのことです。

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フェイスブックとARメイク大手のパーフェクトが提携、Instagramに導入
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