チームワークで魅せた日本!
コールバックもばっちり!
本番ラウンドの1回目は練習ラウンドのときよりもたくさんの観客の前で行います。それでもメンバーは緊張もせず、落ち着いてロボットの操作を行い、すべてのミッションを行い、1つのミッションを除いてすべて成功しました。得点は397点です。大きな拍手と声援を受けてフィールドを後にしました。
ピットに戻るとすぐにコールバックを受け、「チームワーク」に関するインタビューに向かいました。
インタビューのブースに入ると、数人の審査員のグループから「最初に、最終選考に残ったお祝いを言いたい」と言われ、まずビックリさせられました。昨日に続いて通訳が居なかったため、コーチなどが審査員の質問とメンバーの回答の橋渡しをして、和やかな雰囲気の中、約10分間のインタビューを終えました。
コールバックの直後に行った本番ラウンドの2回目は、ロボットとフィールドの相性が悪かったようで、あまり高い点数は出せませんでした。ロボットの開発において環境変動に対するロボット動作の頑健性の向上というのは常に意識をしてきた点でしたが、なかなか100%の解決は難しい問題です。それでも365点をマークしました。
くやしい!でもいいところにつけたぞ!
昼食を挟んで、いよいよ最終回となる本番ラウンドの3回目です。ここでチームはあるミッションを先に達成すると得られるボーナスポイントを相手チームに取られてしまうという初めての経験をしてしまいました。それでもメンバーは落ち着いてロボットを操作し、着実にミッションを成功させていきました。しかし残念ながら396点と1回目の得点を超えることはできませんでした。
10チーム以上がロボット競技で1回以上400点満点を出しているため、各チームの最高得点で評価されるロボット競技の順位としては17位程度でしたが、われらがElevenは安定して高い点数を出しており、日本のロボット競技のレベルの高さを示すとともに、トップとの差もわずかであり、総合順位への期待を持って午後4時からの「Award Ceremony」に出席しました。
Think ITメルマガ会員登録受付中
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- 日本の誇りをかけて、いざアトランタへ!
- 失敗は成功のもと、これが満点ロボットだ!
- 世界に通用するロボットができるまで
- 世界の舞台へチャレンジ。ロボットプログラミングを競うWRO Japan決勝大会を密着取材!
- 「富山への愛」から生まれた事業所ならではの自由闊達な雰囲気と抜群のチームワークが自慢(後編)
- 次世代エンジニアはここから生まれる!?ロボットオリンピックWROの新たな挑戦とは
- Web APIって何?
- シリコンバレーの経営者に聞く、リモートワークを成功させる11の方法とは?
- ロボットは人の代わりに「保安」できるか? 子ども突き飛ばし事故で問われるその是非
- 「CL All Hands」を支えたリーダーの視点 ークリエーションラインの全社員参加型イベント成功の裏側